2015年6月28日

MAKE♡LOVE ― メィのおフトンで一緒に寝るんだょ

なかなかにお気楽で、居心地の良い連敗クラン「★(星ひとつ)」。
私も様々な(変な)クランを旅してきたが、クラン対戦に臨むにあたり、かつてこれ程までにプレッシャーの無かったクランは無い。 まさにゼロ・グラビティの世界である。
そして、もはや対戦相手を笑かすことしか考えていないかのような、舐めきったネタ村の数々。

星二つまではどんな初心者でも取れるが…
しかし私は、このクランでお気楽な対戦を繰り返すうち、なんだか下半身の元気がじわじわと失われているように感じていた…
そう、私の今回の旅の目的を忘れてはいけない。
ここには、私が求める(エロい)人妻さんがいないのだ。
おそらく私にとって人妻さん成分は、ビタミンA6(エロク)とか必須アミノ酸イソ(ェ)ロイシンと同じように、定期的に摂取しないと健康を害してしまう類の重要な栄養素なのだろう。 
男なら誰でも経験があるであろう、押しとどめることかなわぬ衝動に突き動かされ、私はこの連敗クランに別れを告げ、また新たな旅路についていた…

……

…果たしてこの世界のどこかにいるのだろうか、幻のエロかわ人妻を求め、私はフラフラとクラクラワールドを彷徨っていた。
旅の途中に立ち寄った某変態クランでお会いした経験豊かなオネェ様によると、欲求不満を抱えたエロっちぃ人妻さんはあんがい普通のクランに多いものらしい。
ちな、オネェ様の処は普通じゃないからダメね笑、とのお言葉。
そ、そうかー。 今までの私は責めドコロを間違ってたのか… orz
素敵なオネェ様が仕切るクランだったが
人妻さんは居ないという…
さて、オネェ様の示唆に満ちた助言に従い「普通の」クランを探し始めた私であるが、先日作った「MAKE♥LOVE」というネタ村とまんま同じ名前のクランを偶然みつけ、そのクランに立ち寄ってみることにした。
名前からしてまぁ「普通の」クランとは思えないが、そのクランメンバーの方々に「やふー!同じ名前の村だよー」とネタ村のお披露目をするつもりで、ちょいと短時間立ち寄るつもりだったのだ。 しかし…

クランに入り話を聞くと、中国人風のなんだか読めない名前をもつリーダーのメィたんは、チャイナドレスが超似合う女性(自称18歳)という話だ。 ぷふぉ(← 鼻血)
ま、ま、ま、マジかー、ヒーラーさんみたいな超ギリギリまでキレキレのセクシースリットなんか、とか、やっぱ下着のラインが出ないようにノーパンでーとか、ろくでもない妄想が頭の中をぐるぐる回る (@_@;)
メィたん♥好きだーケッコンして
そして、そんな白濁まみれの白昼夢に浸っているうちに、ふと気づくといつの間にか次のクラン対戦の開戦処理が始まってしまっており、私もばっちり対戦メンバーに組み込まれてしまっていた(ぇ?笑
しかも、次の対戦はよりによって月に一度の「公式戦」、なにやらペナルティまであるという超ガチ対戦らしい… マジっすかー、我が下半身のキングはまだ “くってり” と眠ってるんですケド。

ちょっと立ち寄るつもりがチャイナドレスに幻惑され想定外にガッツリ対戦していく事になった私である。
どうする、アサダチ!?  その名前の通り、明日の朝にはエメブーストしてでもシャキーンと立ち上がるのか? 
(続く)

2015年6月25日

ほとばしる熱いパトスで… 少年よモーホーになれ

バリ島、そしてジャカルタ。 もはや買春海外ツアーの定番スポットとなっているインドネシアには、目の覚めるような美少女、美少年が多い。 
そんなインドネシアから突如やってきた敵のネゴシエーター(交渉人)、afyani
afyani、き、キミも… ゴクリ。
… いや、これはあまり関係ない話だった。
交渉の結果、条件さえ呑めばこちらの敗戦ボーナスのために相手のNo.1とNo.2の村のタウンホールを外出しにしても良いよ、という話になったのだが…

そしてついに対戦の始まりだ。
見れば敵のトップ村はガチガチの対戦レイアウトのままだ… orz
しかし、その代わり?だろうか。 No.2、No.3の村がモロ出しチ○コ村になっている。
再度afyaniがクランに入れて欲しいと承認を求めてきた。 深夜のため承認できずに終わってしまったが、おそらくNo.1の村と連絡がうまく取れず、No.2とNo.3を代わりに攻めて欲しい、とかそんなところだろうか。
このクランは毎度ババアチャで敗戦時報酬をセコく稼いでいるクランである。 No.1だろうがNo.3だろうが報酬額はさして変わりがない。 敵の上位がTH外出しにしているだけで十分ありがたい話だ。
我々は粛々(しゅくしゅく)と敵のNo.2とNo.3から星ひとつを獲得していくだけだ。
忙しい現代人の皆さんに朗報、クラン対戦は2戦してもわずか数分で終了。 コリャ楽だ (≧▽≦)

しかし私は、No.3は置いておいて、ここはafyaniの愛のメッセージに応えなくてはなるまい。 アサダがヤらねば誰がヤる。
理性なき性を狩る野獣と化した私、“ザ美少年プレデター” ことアサダは、彼(か)の村に激しく襲いかかる♥

ぐぅうおぉぉぉォォーーーーーん (※ ビーストモード)

熱く燃えたぎる少年愛からか、ちょっと暴走気味に責め過ぎてしまい、星二つになってしまった(笑)が、クラン対戦の勝敗という点では大勢には影響ないし、オッケーでしょ!
そんなこんなで私も早々に2戦終えてしまい、暇になったので、ここはひとつ先方に挨拶でもしてこよう…

本来であれば対戦途中にはあり得ない事ではあるが、対戦のほうは既に星数にして100以上も差がついている事もあり、すんなりと入室を許された私である。 
敵の皆さん、普段のクラチャはアルファベットではあるが得体のしれない単語で会話をしており、意味が全然分からない… orz
インドネシア語のローマ字表記らしい。 インドネシア語が国の公用語という事だが、その気になれば英語も普通に話せるそうだ。 ほっ…
聞けばやはり、対戦直前の調整でNo.1のメンバーがインしていなかったため、トップ村をTH外出しにできなかったとの事。 無問題ですよん♥
敵の皆さん、ネタ村のオンパレードの今回の対戦は最高に楽しんでいるとの事。 そりゃ何よりだー
私はリーダーでもないのにクランを代表して大いに感謝されてしまい、なんだか照れる (/ω\)
こちらからもたくさんの感謝を伝えると共に、ネタついでに我らがリーダーの迷路村をゴブリンラッシュで攻めると楽しいョ!と話した所、絶対攻めてみる!とのお答えwww
敵クラン訪問を終え帰ってきた後、ドキドキしながら待っていたら本当にキター(笑) ゴブリン200匹による圧倒のゴブラッシュである。
大量のゴブリンが行列をなして迷路を進軍。 途中、行列が長すぎて想定外の壁破りもあったものの、無事タウンホールを壊して入口まで戻ってきた (^^)


無事迷路を完走したゴブリン軍団は
その後、巨大爆弾を踏んで全滅(笑
そして終戦。 和やかな笑いに包まれつつ、予定調和のうちに今回の対戦も終了した。 あっぱれな大敗である…
ちょっと力が入り過ぎて星4つ(笑)
クラン対戦はボコ負け、ババアチャでわずか数分で2回攻めただけだが、それでも貰える敗戦時報酬は金エリ30万オーバー、対戦時報酬も含めれば40万/40万である。 これは美味しい♥
これこそがこの負け犬クランの神髄であろう。 負けるが勝ち、なのである。
(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ… でも逃げるが勝ち編 完)

2015年6月23日

007 インドネシアより愛をこめて

私は今、連戦連敗の負けクランにやってきている。
クラクラ世界の農民たちの希望の星、それはオリオンの輝く三連星ではなく、孤高のひとつ星シリウスだったのか。 それを確かめるために…

このクランでは対戦に当たってクランメンバーに負担をかける事はなにもしない。 対戦村の防衛用の援軍はいつも空っぽだし、どの村を攻めようが、対戦をすっぽかそうが、誰も文句を言うものはいない。
そして、ひたすら敗戦時報酬30%を得ることだけが目的なので、前の闘いが終われば基本は即、次の開戦である。
次の対戦相手は… インドネシアのクランに決まった。

さて、対戦が決まった翌朝、準備などなにもすることのないこの閑散としたクランに訪問者がやってきた。 なんと敵クランから交渉にやってきたという。
交渉人は敵のNo.7 afyaniだ。 え…?
敵のスパイとかまったく考えないのがこのクラン流
007… こ、殺しのライセンスを持つというアレか? 与えられた任務よりも敵の女とエッチしまくるほうが重要(ただし巨乳に限る)というあのスケベ男なのかー?
交渉と見せかけ敵の潜入スパイなのかも、ドキドキ、という恐ろしい想像はしかし、よく考えてみたら隠すものなど何もない我がクランに於いては意味のない杞憂(きゆう)であった。
英語での交渉ではあったが、丁寧にこちらの意図を説明し、No.1とNo.2の村のタウンホールを外出しにしてくれるようお願いすると、条件次第ではOKという。
こちらのNo.1とNo.2の村を開戦前までに同じようにきっちりTH外出しにしてくれればこちらのいう事を信じると。 なるほど、確かにウチらのNo.1とNo.2村は、ネタ村ではあるがTHモロ出しにはしていない。
さっそく村のレイアウト改変のお願いをメール送付し、afyaniには必ずや開戦前までにチンコ丸出しにする事を約束した。
過去の対戦履歴から各対戦村の実態まで全部見てもらい、開戦直前の裏切りなどありえない事をどうにか信じてもらえたようだ。

 交渉成立!

お互いに熱い感謝のメッセージを交わし、afyaniは自クランに帰っていった…

メールでの依頼により、早々にこちらのNo.1とNo.2は、これでもかという程のモロ出しタウンホールに改変された。 こちらの準備は万端だ。
afyaniは、というと、こちらの対応の良さに感謝の意を込めてか、対戦村を私の名前で飾ってくれている(笑)
ASD… しかも大文字だよ
こ、これは… こちらからもアンサーソン(村)グを返さねばなるまい。
急遽(きゅうきょ)インドネシアの国旗を買い求め、私も自分の村をインドネシア愛で飾ってみた。
インドネシアの漢字表記は「印度尼西亜」、略称は「尼」だ。 尼さん(♀)だから当然旗を立てる位置もアチャクイ側で
インドネシアの国旗はぐぐって調べたw
大切なトコロもモロ出しにしたし、日本は決して侵略戦争など起こさない平和主義国家なのだと信じてもらえた事だろう。
これで日尼友好は100年ばっちり安泰だ(と思う)、外務省もびっくりの心温まる国際交流外交である。
しかし、はたして敵はこれで交渉通りにNo.1とNo.2の村のTHを外出しにしてくれるのか?
まもなく対戦の火蓋(ひぶた)は切って落とされる…
(続く)

2015年6月19日

血に飢えし天狼(シリウス)は誰を襲う

質問: さて、狼が襲ったのは誰でしょう?
抽象的で、高度に形而上的なこの問題だが、しかしその答えは形而下のそれであり、誰かを襲った瞬間に即物的でかつ下劣極まりないものに転落する。(例えば答えが「赤頭巾ちゃん」なら、その回答者はロリコンである)
そして私の場合は…

さて私は、最初から敗戦時報酬30%を狙ってただひたすらに星ひとつを追求する、「★(星ひとつ)」という常敗クランにやってきた

Lose with Pride

負け続ける事に誇(ほこ)りと拘(こだわ)りをもって邁進(まいしん)するこのクランでは、相手にたくさん星を獲得してもらうために、自分の村のタウンホールをモロ出しにすることが推奨されている。 行きずりの情事とはいえ相手には楽しい気持ちでスッキリ抜いてもらい、キモチ良くなってもらえるとなお良いので、多くの村がネタ配置だ。
今回私の作った対戦用のネタ村はこんな感じだ。
日本人にしか通じない駄洒落村
クランのポリシーに敬意を表して「MAKE♥LOVE」(せっくる♥せっくる)と「負け♥ラブ」をかけている。
ハートマークの中心に同い年のババキンとアチャクイが “しっぽり” と鎮座しているのがポイントだ。 二人の愛の巣という趣向だが、これだとネタ村じゃなくて “寝た村” だ…
ただのオヤジギャグだが、オッサンならではの老婆心から言わせてもらえば、共に15歳の若いカップルだ、ちゃんと避妊忘れんなよ?

そうこうしているうちに、いよいよ対戦が始まった。
敵は開戦早々がんがん飛ばしており、星三つを連発している。 しかしこのクランの場合、そもそもほとんどの村がふざけ過ぎのネタ村だ。 どの村を襲ったとしても、まず星三つを取れるのが当たり前で、いまさら星をいくつ取られたかなんて正直どうでも良い。 
対戦の興味の中心は、敵がこちらのネタ村を如何(いか)にして落とすのか、なのである。
例えば、これ。 リーダーの村は壁が迷路になっている:
複雑に入り組んだ迷路だが…
入り口から順に通路を通って無事ゴール(タウンホール)まで辿り着けるか? という趣向だが、注意深く配置された資源設備に注目だ。 ゴブリンを入り口近くに投入すれば順に通路通りに進軍し、最後はタウンホールを破壊してまた入り口まで戻ってこれる、という親切設計になっているw
果たして敵はこちらの意図を汲んで、ゴブリン軍団で順路を入り口から攻めてくれるのか!?
…いや、普通に考えたら、壁の外からアチャ×4とかでタウンホールをサクッと落として終わりなんですけどね (^ω^;)
残念ながら、この迷路を作者の想定した通りに最後まで完走したチャレンジャーは未だにゼロだそうである(笑)

一方こちらからの攻撃の方は、というと非常に淡々としたものだ
古参の上位陣のメンバーは皆、如才(じょさい)なくババアチャオンリーできっちり外周を掃除して50%破壊を達成、星ひとつを稼いでいる。
見事に50%代★ひとつが並ぶ上位陣、さすがである
こちらは最初から負ける気満々だし、報酬狙いしかしないと明言しているので、本当は敵クランにこちらの意図を読み取ってもらい、トップ村のタウンホールを壁外に出してもらえるとありがたいのだが、今回の敵は韓国人。 残念ながら日本語の通じる相手ではなかった… orz
(まぁ、仮に言葉が通じたとしてもこちらの思惑通りになんか動かないだろうとは思うケド…)
(続く)

2015年6月17日

ひとづまに 握り潰され タマひとつ

前回までのあらすじ:
たくさんのエロい人妻さん達の集う夢のパラダイスかと思いきや意外にもガチクランだった「オナイレ」でのハードな対戦の連続に、心(と、ち○こ)が折れた私は、「すべてのスポーツ(&せっくる)の基本は下半身!」と改めて認識し、自らの下半身をより硬く鍛え上げるべく、ふたたびババキン工事に突入した…

ババキンさんがぐーすか眠っていても気楽に対戦ができるクランはどこかにないものだろうか? 私は仮初(かりそ)めの宿を求めフラフラと彷徨(さまよ)っていた。
そうしてお気楽なクランを探していた私はふと、星ひとつ)」という名前のクランを見つけ、そしてその説明文に入っていた。
クラクラの世界では、「星ひとつ」は輝きを失い屈辱にまみれた敗者の象徴である。 だがこのクランでは、それはギラギラと異質なる光を放ち人々を導いているように思えた…

    

クラン大戦。 地獄の業火がこのクラクラ世界のすべてを焼き尽くしたあの日から既に一年が経っていた。
世界を明るく照らし輝いていた太陽は遠く地に沈み、果てしなく繰り返される殺し合いに世界が闇に包まれたこの時代になお、全天で最も明るく輝く恒星…
もしあなたが真冬の凍てつく夜空にひときわ蒼(あお)く明るく輝く孤高のひとつ星を見つけたなら、それがシリウスである。
天空のすべての神々にひれ伏すことなく、ひとり冷たく、強く、爛々と青白く光を放つこの星を天駆ける狼の目になぞらえ、古代中国において人はそれを「天狼星」と呼んだ。
古今東西、数え切れぬ勇猛の戦士たちがこの凶星に魅入られ、そして地獄へと落ちていった…
「北斗の拳」でケンシロウに敗れる事を宿命(さだめ)られたリュウガ然(しか)り、そして「星の瞳のシルエット」では星のかけらとなり香澄ちゃんをダークサイドへと導いた(

    

このクランは常時対戦を行う連戦クランにもかかわらず、自ら「負けクラン」を標榜、その名の通り最初から星ひとつでの報酬狙いを推奨している。 むろん、対戦は負けるだろうから実際にもらえる報酬は30%に減額されるのだが。そして…

 クラン対戦勝利数 0

ふむ、何しろクラン創設以来一度も勝ってないらしい。 これは間違いなくお気楽だ(^ω^;)
いやしかし、これは…
私がかつて夢に見、そして実際の旅人の農場では違う形に変質してしまった、農耕民の真の楽園のありうべき姿なのではないか?
一体全体このクランにはどんな王国が実現しているのだろう? 私は胸の高鳴りを覚えつつ、クランの門を叩いた…

入隊を許された私は早速クラン対戦履歴をチェックしてみた。
記録に残っている100日間の間に休みなしの50戦をこなしている。 本気の連戦クランだ。 
すわ、奇跡の全敗クランか!? と思いきや、惜しい… 一回だけ引き分けがあった(笑)
仲良く二つづつの引き分けは双方談合の結果
しかしそれにしても、50戦して0勝49敗1分けという、ある意味立派な記録である。
リーダーによれば、記録に残っている対戦履歴よりさらに昔からひたすらに連戦し負け続けているそうなので、クラン創設から数えればトータルではさらに多く負けているらしい…

タマタマが片方潰れていようとヒーローが片方工事中だろうと、気にせずクラン対戦に参加して良し、とのリーダーの暖かい言葉に背中を押され、私は勇み「対戦参加を希望」ボタンを押した。
そしていよいよ私も参加しての次の対戦が始まる。

プライドをもって負け続けているこのクランのルールは非常に特殊だ。 正確に言うならば、対戦に関して負ける方向に特化しているのだ。
まず、対戦は常に星ひとつ、報酬目当ての攻撃を強く推奨。 もちろんすっぽかしもOKだ。 なにしろ敵の獲得する星数を上回らないように注意深くヘタレに徹する必要がある。
そして、クラン対戦用の村(ベース)には防衛用の援軍を入れてはいけない
マジか!?、と思うがマジである。
さらに、クラン戦用の村は相手が簡単に星を取りやすいようタウンホールを壁の外に出すことが推奨されている。
そのためか、クランメンバーの対戦村を覘(のぞ)くと、皆ネタ配置に走っているw
クランの趣旨を反映したわかりやすさ
やっぱ負け組クランはこうじゃなくちゃね(笑)
私も何かネタ配置を考えなくては…、リーダーには何故だか力作が期待されている模様!
(続く)

2015年6月13日

そのモノ青筋立てていきり立ち金色の野に降り立つべし

ここしばらく、おなぬー好きな人妻さんが集う(と思っていた)変態クランに(下の)お世話になっている私である。

このクランを創設以来ずっと率いてきたリーダー、タケルさん(仮名)はつい先日、本気プレイは引退してサブリーダーになり、今はご意見番としてクランに残っている。
その元リーダーの引退の理由がなんだか凄い…。 いや、スゴイのか変態なのか良く分からない、というべきか。
海外留学するから、というのがその理由なので、それだけ聞くと凄いのだが…
タケルさんはとにかく金髪の女性が大好きだ。 パツキンのアンダーヘアーを見た瞬間、理性がブッ飛び見境なく猪突猛進、それだけで3発は抜いちゃう、というくらいの好きっぷりで、筋金入りのその嗜好は生まれた時からDNAレベルで刷り込まれているらしい。
金髪が好きになる遺伝子なんて在るのか!?
いやいや、ていうかそしたらその金髪好きの血筋で親父さんもお爺ちゃんも金髪好きなのか? おかぁちゃんはもちろん金髪なのか、とか既にツッコミどころ満載な訳だが、まぁそれは置いておくとして。
そんな彼はあまりに金髪スキー過ぎてついには海外留学を計画。 そのために現在(なぜか)スペイン語を猛勉強中だという…
(スペイン人は基本ラテン系民族だから黒っぽいヘアーの女の子の方が多いですヨ? なんて言えない、いえない…)

そんな好色、いや金色の元リーダー、タケルさんが長年率いてきたこのクランだが、ただの変態エロクランではなく、実はかなりガチな戦闘集団であることが対戦を繰り返すうちジワジワと分かってきた。
良く考えたら、この少人数のクランにもかかわらず既にクランレベル5に到達している訳で、これは相当に早いペースだ。 クランレベルを見れば入る前に対戦ガチだという事にすぐに気付いていて然るべきだが、「オナ妻」というピンク色の妄想に浮かれていた私は全く気付いていなかった…

どんだけガチなのか?
やるべきことを普通にやれば、TH9といえど対戦で同格相手に星三つを取れて当たり前、星ひとつしか取れないのは “チンカス” である、と躊躇(ちゅうちょ)なく断言する元リーダーである。 こ、これは厳しい…
クラン対戦でヘタレな攻撃リプを晒(さら)してしまえば、タケル元リーダーによる愛の中出し、もといダメ出しが待っている。
相手の体位(村の配置)や隠された性感帯(罠)などをきちんと分析せず、とにかく自分の好きな攻め方でユニットをドバーッと一気に放出したりする攻撃は、オナニープレイとして一刀両断される(いや、それキモチ良いよね、分かる…)。
オナ妻クランなのにオナニープレイが赦されないって、なんか矛盾してないか!?
しかしこれはひとりで行う自慰行為ではない。 相手のいる本気のせっくる、もとい対戦だ。 ここはちゃんと愛情をもってやさしく挿入、相手の反応を見ながらじっくりと責め立てるべきなのだ。 反応が悪ければ臨機応変に攻撃ポイントを変えなくてはならない。
前戯(援軍処理)をしないなんてもってのほかだ。

うなる愛棒! ほとばしる本気汁! 

日本の少子化問題に終止符(ピリオド)を打つべく、容赦のない中田氏、いやタケル氏である。

私は、というと、アチャ姫がお休み中でヘロヘロな攻撃力でもお気楽に対戦に参加できれば、なんて思いながらフラフラしているオチャラケ者だ。
「ヒーロー工事中でも大丈夫」という甘言に乗せられうっかり対戦に参加してはみたものの、星ゼロ、星ひとつなど、とても言い訳できない結果の連続にたらたらと冷や汗をかきまくっていた。
や、やべぇ、全く勝利に貢献していねぇよこれ… ヒーローが寝ているとは言えこれは針の筵(むしろ)、超絶いたたまれない…

そして私の癒しのツボ、Hちゃんは、そんなガチクランのガチ対戦の様子に最初の頃こそ「アッ… す、スゴイです…」なんて暢気(のんき)なことを言っていたものの、ビビッてしまったのかだんだん口数が少なくなり、ついには対戦途中でふぃっとクランを抜けて他所に行ってしまった… orz
ちな移籍先は、イケメンなんちゃら、という何だかチャラ男がたくさん集っていそうなクランだ。
そりゃそうか… 若い女の子にとっちゃ、欲求不満の人妻さんが居るクランよかイケメン(自称)がいっぱい居るクランのほうが楽しいよね…

Hちゃんが抜けてしまった事も大きな痛手だったのだろう、何度目かの対戦を終えた直後、どこか下のほうで私の心とち○こがポッキリと折れた音がした…
このマジ対戦クランにおいて、今の私は、ヒーローが片方眠った状態ではとても戦力になりそうもない。
でも、一体どうしたら? 私は腕組をして、青年誌の裏表紙にあるペ○ス増大法の広告とその怪しげなトレーニング器具をぼんやりと眺めながら、打開の道に思いを巡らせていた…
ち○こをさらに鍛え上げて にょっきり” 起立した状態でコトに望むか、もしくはふにゃチンでもなんとか挿入できるようなテクを磨くか、とにかく何とかしなくては!

…言うまでもない事かとは思うが、ここでいう「ち○こ」は、バーバリアンキングのメタファーである。 (バーバリアンキング → ババキン → ババ金 → タマ金 → ちんぼ、という連想ね)

そうして腕組をして枕元に坐(すわ)っていると、仰向(あおむき)に寝た人妻さんが、静かな声でもうイきますと云う。
これは夢だ…。 そう、この人妻さんは儚(はかな)い夢の中の幻(まぼろし)なのだ。 私はもっと現実に向き合わねばならない。
クラチャにて遠大なち○こ増大の計を表明した私は、まったく良いところなく負け続けたこのクラン、夢のオナ妻クランに別れを告げた。
一回り成長したち○こで必ずやリベンジする決意を胸に…
(ひとづま夢十夜編 完)

2015年6月9日

失われた人妻を求めて

まったく同じ属性を示すはずのふたつの単語がある。 しかし「人妻」という言葉の響きには「主婦」という言葉にはない、淫靡(いんび)で猥雑(わいざつ)な神秘的パワーが篭(こも)っている、と思うのは私だけだろうか。
スピリチュアルにはまった女子がパワースポットに吸い寄せられていくように、私も自らの心の声に導かれ、欲求不満を抱えた色っぽい人妻さん達が夜な夜なオナる(しかも11人)という噂のクランにやってきた。 目的は、À la recherche du femmes mariées perdu人妻さんのミステリースポット(性感帯)探検である。 
彼女達の眠れる獣性を呼び起こし、パンツを脱がせて野生に解き放つのだ!
栗(クリ)本慎(チン)一郎 著「パンツを脱いだサル」より
(※注:そういう趣旨の著作ではありません)

さて、オナ妻姉妹(どんだけエロい姉妹?)合同の白熱のクラン対戦も終わり、ようやくクラチャも静かになってきた。 姉妹クランから参加のメンバーは次々別れの挨拶とともにクランを抜けていく。 そりゃそうか、みんな自分のホームクランは別にあるのね。
だが、ふと気づくとクランのメンバーは半分以下に激減していた。 えっ?実はこんなに少人数なの? な、なんだかすごく閑散とした雰囲気だ…

…ハッ!?
そしてようやく私は、自分がこのクランに入るにあたり大変な誤算をしていた事に気づいたのである…
メンバーは男だらけ。 こ、この人数で人妻さんが11人… も居るわけ、ないよね… orz
(気づくの遅ぇよ >自分)

なんだか狐に化かされたようなモヤモヤとした気持ちを抱えていた私であるが、そんな乾いた私の心をエッチな汁で潤(うるお)すかのように、エロスの女神は外から舞い降りてきた。
ぴちぴち、というには未だ幼いような気もするHちゃん(仮名 14歳)である。
クランに入るやイキナリのおっぱい談義… “巨乳” はNGワードですよー
Hちゃんは第二次性徴期まっさかりの現役JCだ。 二次性徴が起こっている思春期の男子は性ホルモンの分泌が成人より活発で性的欲求が高いため、マスターベーション(=おなぬー)の頻度も多いのが一般的だが、どうもそういった事情は女子でも同様のようだ。
自らのHな情動を押さえ切れないHちゃんは、最近はおなぬー浸りの毎日で、昼夜を問わす止められないその欲望を、昼間は已(や)むなく学校のトイレで解消しているらしい…
…おもに “てまん” で…
(「バイブで」とか言いださなくて少しホッとした私である)

そんなエッチすぐるHちゃんの目下の悩みは、まだまだ小さい(と本人は思っている)おっぱいのサイズだ。 好きな彼が巨乳好きなんだろうか…
彼女のバストはまだCカップなので、何とかブーストしてもっと育て上げたいらしい。 いやいやHちゃん、14歳でCカップなら立派なもんだろ…
なんだかコドモの性の悩み相談室みたいになってきたが、今回の相談に答えてくれるのはもちろん、このクランの大奥でもあられるエロのご意見番Cさんだ。
C先生によるといくつかの方法があるそうだが、お風呂で半身浴しながらバストアップマッサージが特に効くらしい。 具体的なマッサージのノウハウを聞きだしてHちゃんもなんだか満足そうだ。 さっそく今夜から実践するとのこと。
しかし大丈夫なのかHちゃん…、聞く相手間違ってないか!?
そう、ぬか喜びしているHちゃんはまだ知らないのだ… Cさんの名前の由来は実は彼女のCカップおっぱいからきているのだという秘密を…
コッソリ密かにC⇒Eカップくらいへの豊胸手術なんかもリサーチ中だという事を…

貧乳はOKなのに巨乳はダメ(伏字になる)、というこの偏愛に満ちたクラクラ世界で、果たしてHちゃんのおっぱいは師匠の双丘を越えて大きく成長できるのか?
そんな疑問が(クラメンの股間で)ムクムクと膨らむ中、ついに次の対戦は始まった…
(続く)

2015年6月6日

オナ妻は電気テスラの夢を見るか

私はおそらく典型的な意志薄弱タイプの人間だ。 駅前で綺麗なお姉さんに口説かれるまま、ふと気づくと良くわからない語学学習セットの高額ローンの申込書にハンコを押していた、みたいな。
いや違うか。 厳密に言えば弱いのは意志ではなくて、綺麗なお姉さんとかミニスカとか無造作に組んだ生脚とか黒いストッキングとか、まぁそういう諸々(もろもろ)のモノ(イロモノ)に弱いのだな…

そんな訳で、満たされない想いやフトモモを抱えつつまたフラリと旅にでた私は、グロチャで酔っ払って口説きまくっていた主婦 Cさん(仮名)の勧誘に引っかかり、人妻さんが多数集うというなんだか無性(むしょう)に想像力を掻き立てられるクランにふらふら入る事になった。
クランの名前もそのものズバリ「オナ妻イレブン」、略して「オナイレ」だ。
誰もが遊んだNintendo DSのあのサッカーゲーム「イナズマイレブン」とはちょっと違うので注意が必要だ。 それは一体どんなゲームなのか、禁断の世界を少し覗いてみよう…

   ♥♥♥

夫との(性)生活では決して満たされる事のない、底なしの欲望を抱えたうら若き女性達がいる。
自らを慰めるしかない、淋しき日常を過ごす人妻たち。 ひとはそれを「オナ妻」と呼ぶ…
そして、そんな彼女達が集い、夜な夜なオナ〇ープレイを繰り返しつつ、あこがれの「人妻フロンティア」に挑戦する、という非常にわかりやすいコンセプトのアダルトゲーム(18禁)だ、たぶん。

あらすじ:
ゲームの主人公、援交タケルは菊門中サッカー部のキャプテン。 健全な表の顔とは裏腹に実は「人妻お尻スキー」というマニアックな変態中学生であった。
ある日彼の中学に、狙ったゴールには必ずねじ込む(何を?)という伝説のストライカーにして天才ナンパ師、強姦寺シュウヤが転校してきた。
シュウヤはしかしなぜか、二度とナンパはしないという。 シュウヤは熟年の人妻さんにまで手を出したものの、逆にいいように手玉に取られて金玉まで取られ、痛恨の敗北を喫して以来、自らの下半身に自信を失っていたのだ。
秘密を知ったタケルは、シュウヤのインポを克服すべく彼穴兄弟の契りを結び、人妻11人イかせて初めて挑戦できるという未開の地平線「人妻フロンティア」を目指すことになった。
さぁ、ガチャを引いて欲求不満のオナ妻達を集め、まずはハーレム作りだ。
次々現れるメンバー候補の人妻たちを誘惑し、お触り専用タッチペンで攻略せよ!(どこを?)
トレーニングで彼女達の感度パラメータをMAXに上げていくのだ。
最高のオナ妻イレブンが揃ったらいよいよ本番ショーの始まりだ…

   ♥♥♥

おっと、訳のわからない妄想に浸ってしまった orz
こんな人妻育成ゲーム、Nintendo 3DSで発売されたら絶対買うw もちろん人妻さんたちは立体視で…
いやまぁ、たぶんそういうクランに違いない、とか勝手に思ってるんですけど。

Cさんも勿論(もちろん)人妻だが、クラン名の通りならCさん以外にも、人妻さんは全部で11人いるハズだ。 
しかし、今はまさにクラン対戦の真っ最中だ。 大接戦が続くクラチャは人が溢れており、誰がだれやら良くわからない。
対戦の援軍のやり取りにアドバイスや応援、攻撃結果の反省、そしてなぜかその合間に真面目な会話をはるかに上回る大量の下ネタ、これらが本然一体となり超高速で流れていくクラチャ。 新参者がその会話に付いていくのは困難を極めた…
(一体この対戦と八王子のピンサロにどんな関係が!?)
仕方ない。 対戦が終了し、少し落ち着くまでは様子を見ることにしよう…

こうしてオナ妻さん達との最初の夜は乱交パーティー、もとい乱痴気騒ぎと呼んで差し支えのない喧騒のうちに更けていったのだった。
(続く)

2015年6月3日

果てしなき流れのなれの果に

私の旅立ちの出発点はやはりここであろう。
かつて私が「伝説の下ネタクラン」を求め旅立つにあたり、最初に訪れた旅人の酒場
あれからもう一年が過ぎようとしていた。
ある種の懐かしさとほろ苦さの入り混じった感情が自らの胸に湧き上がるのを覚えつつ、私はかつて通い慣れた酒場への道を歩いていた。 この道の先に、あの酒場が

…しかし、記憶の中では確かに酒場があったはずのその場所には、
想像を絶する廃墟が荒涼として広がっていた。
1年前世界を覆うクラン大戦の嵐に呑み込まれ、先の大戦の三国同盟では盟友だった独逸(ドイツ)との死闘を繰り広げたそこは、今はもはや何も残らない、草木ひとつ生えぬ一面の焼け野原だったのだ…
そこはすべてのものが活動を停止し、“しん” と静まり返る死の世界。 何ものも照らすもののない、暗闇に包まれた黄泉(よみ)の国だ。
クラン対戦の履歴は連戦連敗で真っ赤な血の色に染まっている。 血塗られた闘いの歴史の、その最終ページは7ヶ月以上も前のものだ。 つまり今年に入ってからは一度もクラン対戦は行われていない事になる…
血塗られ真っ赤な対戦履歴
在りし日にはあれほど活発だった援軍のやり取りだが、今や援軍送受が記録されているメンバーはかろうじて4人だけ。 2週間近いリーグ期間中にわずか3回しかリクエストがなかったと思われる。 閑散としたログボードには、一週間以上も前に貼り出され未(いま)だ全部埋められていない援軍リクエストが、初夏とは思えない寒風に吹き曝(さら)されはためいていた… 
それだけではない。 わずか100しかないクランチャットの枠だ。 活発なクランなら一時間と経たずに消えてしまうはずの過去ログだが、しかしここでは、何ヶ月も前に(おそらくは私と同じ様に懐かしさから)この地を訪れていた旧メンバー達、le●pinさんや神さんの記念カキコが今もまだ消えずに残っている。

かつての酒場の常連メンバーで、今なおこの地に名を留めているのはわずかに2人。 しかし…
へんじがない…
ただのしかばねのようだ…。
ふたりも今はもはや全ての生命活動を停止し、鬼籍へと名を連ねているらしい。

 R.I.P.


ここは死者の眠る場所。
かつて「旅人の酒場」として栄え、大戦の戦火の中で「旅人の修羅場」となり、そして今は「旅人の墓場」となった。
私は、今は誰も埋める者とてないその墓穴(はかあな) ― 援軍リクエストをすべて埋め、そして、墓標を前にしばし黙祷(もくとう)を捧げた…



…どこか遠くで(人妻さんが)私を呼んでいる声が聞こえる。 旅立ちの時だ。
さらば、旅人の酒場よ。
今度こそ二度と戻ることはないであろう彼(か)の地に別れを告げ、私は呼び声のする方角へ足を踏み出した。
(墓場の逝ったろう編 完)

2015年6月2日

百姓の逝くゑ

旅人の戦場はついに99勝に到達した… 大きなマイルストーンである100勝目まであと1勝だ。
100勝目をかけた記念の一戦は、あちこちから古参メンバーを呼び寄せ、また交流のあるガチクランからのゲストも多数参加しての50人対戦となった。 かつてない賑やかさである。 農場でのんびり畑を耕していた私も、ぴーすか眠っていた我が姫アチャクイをエメラルドで無理くり叩き起こしての参戦である。
結果はというと、星数20以上の差をつけて安定の大勝利だ。
なんというかこのクランはやはり強い。 ていうかチョット待てw こんだけ圧勝ならアチャクイ叩き起こす必要なかったんじゃ(笑

ともあれ、記念対戦は賑々(にぎにぎ)しくもおめでたい祝勝のうちに幕を閉じ、ゲストメンバーたちもそれぞれにホームに帰ると、戦場には闘いの後の静けさが訪れた。
私はというと、対戦に勝利したボーナス報酬で再びアチャクイのアプグレに突入し、またしばらく対戦はお休みだ。
このクランでは、大幅な戦力ダウンとなるヒーローアプグレの最中は自主的に対戦不参加が暗黙の了解事項となっているのだ(特に上位陣の場合は)。 まぁ、強制ではないので参戦してもいいのだが、例え参戦したとしても同格相手に星2つもおぼつかないようでは自分が心苦しいだけなので、ここは素直にお休みしておくのが正解である。
ウチの姫様は歳月とともにそのカラダもあちこち見事なまでに成長なされ、「ワタシ脱いだらスゴイんです…」、いや違った起きたらスゴイんです的な三年寝太郎のごとく睡眠時間が長くなり、もはやお休みあそばすれば1週間は起きてこないレベルになっている。
いや起きたらホント、スゴイんだけどね… という訳で、先週一週間対戦をお休みしていた私は、今週もまた一週間の長期休暇である。

こういう時、このクランはやはり徹底的に勝利にこだわるガチクランになったのだな、としみじみ思う。
かつて週2回だったクラン対戦はやがて週3回になり、ついには基本的には休みなしの連戦になった。
その毎回毎回の対戦が楽しさとプレッシャーが背中合わせの真剣勝負で、ゲームでありながらそこには悪ふざけや遊びの入り込む余地はあまりない。 対戦参加者は常に2回攻撃、星3つを獲得する事が期待される。 場合によってはTH9, TH10でさえも…

必勝を是(ぜ)とするガチ対戦クランはおそらくみんなこんな感じなのだろう。 クラン対戦でチームの足を引っ張らないためには、戦力低下中はお休みせざるを得ない状況だが、とはいえ対戦をお休みしてしまうとなんだかメリハリのないゲームになってしまい、テンションが下がってしまうのも確かだ。 やはり定期的に対戦には参加していたほうが圧倒的に楽しいのだ、このゲームは。
そうして人々は、早く楽しいクラン対戦に参戦するためにエメラルド(=課金)をじゃんじゃん使って寝ているヒーローを無理やり叩き起こす事になる。(運営、やるな…
エメ貧乏な小作農民の私はまぁ、果報は寝て待て、とか、寝る娘(こ)は育つ(ど、どこが?)、みたいな事を考えながら姫様の目覚めを毎度まったり待っている訳だが
やはり私のような者には、たとえ姫君が寝ていようが呪文がしばらく作れなかろうが、気楽に対戦に参加できる “まったり” 系のクランが必要なのだ。
カジュアルに対戦に参加して、負けてしまっても「まー、しゃーない」で済むとすれば、それは滅多なことでは勝てない連戦連敗の悲惨なクランになるのかもしれない。 それはそれでモチベーションはダダ下がりにもなりそうだ。
それにもめげず、みんな仲良く楽しくゲームができる、そんな潤(うるお)いのあるクランってのはどうしたら実現するのか…

足を引っ張っても、それでも楽しい… 

はっ! そうか!
きっとその引っ張る脚が綺麗なお姉さんの黒スト(ガーター付き)とかニーソとか生脚とかだったら、それはスゴク興奮して楽しいに違いない(違
(やや錯乱気味ではあるが)天啓を得た私は、この休暇を利用し世界のどこかにある(のかもしれない)潤いのある股間、もとい空間 ― あこがれの生脚クランを求めて旅に出ることにした。 BGMはもちろん、「私のお気に入り」のふともも、 "My Favorite Thighs (Bare Legs Ver.)" だ。(※ bootleg ではない)
クランはちょうど100勝だ、百姓が何かを求め立ち上がるにはこの上ない吉日だと信じて…(いやそれただの寒いオヤジギャグ)

(百姓一揆を「ひゃくしょういっぱつ」と読んだらクラスの笑いもの編)