2015年6月13日

そのモノ青筋立てていきり立ち金色の野に降り立つべし

ここしばらく、おなぬー好きな人妻さんが集う(と思っていた)変態クランに(下の)お世話になっている私である。

このクランを創設以来ずっと率いてきたリーダー、タケルさん(仮名)はつい先日、本気プレイは引退してサブリーダーになり、今はご意見番としてクランに残っている。
その元リーダーの引退の理由がなんだか凄い…。 いや、スゴイのか変態なのか良く分からない、というべきか。
海外留学するから、というのがその理由なので、それだけ聞くと凄いのだが…
タケルさんはとにかく金髪の女性が大好きだ。 パツキンのアンダーヘアーを見た瞬間、理性がブッ飛び見境なく猪突猛進、それだけで3発は抜いちゃう、というくらいの好きっぷりで、筋金入りのその嗜好は生まれた時からDNAレベルで刷り込まれているらしい。
金髪が好きになる遺伝子なんて在るのか!?
いやいや、ていうかそしたらその金髪好きの血筋で親父さんもお爺ちゃんも金髪好きなのか? おかぁちゃんはもちろん金髪なのか、とか既にツッコミどころ満載な訳だが、まぁそれは置いておくとして。
そんな彼はあまりに金髪スキー過ぎてついには海外留学を計画。 そのために現在(なぜか)スペイン語を猛勉強中だという…
(スペイン人は基本ラテン系民族だから黒っぽいヘアーの女の子の方が多いですヨ? なんて言えない、いえない…)

そんな好色、いや金色の元リーダー、タケルさんが長年率いてきたこのクランだが、ただの変態エロクランではなく、実はかなりガチな戦闘集団であることが対戦を繰り返すうちジワジワと分かってきた。
良く考えたら、この少人数のクランにもかかわらず既にクランレベル5に到達している訳で、これは相当に早いペースだ。 クランレベルを見れば入る前に対戦ガチだという事にすぐに気付いていて然るべきだが、「オナ妻」というピンク色の妄想に浮かれていた私は全く気付いていなかった…

どんだけガチなのか?
やるべきことを普通にやれば、TH9といえど対戦で同格相手に星三つを取れて当たり前、星ひとつしか取れないのは “チンカス” である、と躊躇(ちゅうちょ)なく断言する元リーダーである。 こ、これは厳しい…
クラン対戦でヘタレな攻撃リプを晒(さら)してしまえば、タケル元リーダーによる愛の中出し、もといダメ出しが待っている。
相手の体位(村の配置)や隠された性感帯(罠)などをきちんと分析せず、とにかく自分の好きな攻め方でユニットをドバーッと一気に放出したりする攻撃は、オナニープレイとして一刀両断される(いや、それキモチ良いよね、分かる…)。
オナ妻クランなのにオナニープレイが赦されないって、なんか矛盾してないか!?
しかしこれはひとりで行う自慰行為ではない。 相手のいる本気のせっくる、もとい対戦だ。 ここはちゃんと愛情をもってやさしく挿入、相手の反応を見ながらじっくりと責め立てるべきなのだ。 反応が悪ければ臨機応変に攻撃ポイントを変えなくてはならない。
前戯(援軍処理)をしないなんてもってのほかだ。

うなる愛棒! ほとばしる本気汁! 

日本の少子化問題に終止符(ピリオド)を打つべく、容赦のない中田氏、いやタケル氏である。

私は、というと、アチャ姫がお休み中でヘロヘロな攻撃力でもお気楽に対戦に参加できれば、なんて思いながらフラフラしているオチャラケ者だ。
「ヒーロー工事中でも大丈夫」という甘言に乗せられうっかり対戦に参加してはみたものの、星ゼロ、星ひとつなど、とても言い訳できない結果の連続にたらたらと冷や汗をかきまくっていた。
や、やべぇ、全く勝利に貢献していねぇよこれ… ヒーローが寝ているとは言えこれは針の筵(むしろ)、超絶いたたまれない…

そして私の癒しのツボ、Hちゃんは、そんなガチクランのガチ対戦の様子に最初の頃こそ「アッ… す、スゴイです…」なんて暢気(のんき)なことを言っていたものの、ビビッてしまったのかだんだん口数が少なくなり、ついには対戦途中でふぃっとクランを抜けて他所に行ってしまった… orz
ちな移籍先は、イケメンなんちゃら、という何だかチャラ男がたくさん集っていそうなクランだ。
そりゃそうか… 若い女の子にとっちゃ、欲求不満の人妻さんが居るクランよかイケメン(自称)がいっぱい居るクランのほうが楽しいよね…

Hちゃんが抜けてしまった事も大きな痛手だったのだろう、何度目かの対戦を終えた直後、どこか下のほうで私の心とち○こがポッキリと折れた音がした…
このマジ対戦クランにおいて、今の私は、ヒーローが片方眠った状態ではとても戦力になりそうもない。
でも、一体どうしたら? 私は腕組をして、青年誌の裏表紙にあるペ○ス増大法の広告とその怪しげなトレーニング器具をぼんやりと眺めながら、打開の道に思いを巡らせていた…
ち○こをさらに鍛え上げて にょっきり” 起立した状態でコトに望むか、もしくはふにゃチンでもなんとか挿入できるようなテクを磨くか、とにかく何とかしなくては!

…言うまでもない事かとは思うが、ここでいう「ち○こ」は、バーバリアンキングのメタファーである。 (バーバリアンキング → ババキン → ババ金 → タマ金 → ちんぼ、という連想ね)

そうして腕組をして枕元に坐(すわ)っていると、仰向(あおむき)に寝た人妻さんが、静かな声でもうイきますと云う。
これは夢だ…。 そう、この人妻さんは儚(はかな)い夢の中の幻(まぼろし)なのだ。 私はもっと現実に向き合わねばならない。
クラチャにて遠大なち○こ増大の計を表明した私は、まったく良いところなく負け続けたこのクラン、夢のオナ妻クランに別れを告げた。
一回り成長したち○こで必ずやリベンジする決意を胸に…
(ひとづま夢十夜編 完)

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