2015年6月19日

血に飢えし天狼(シリウス)は誰を襲う

質問: さて、狼が襲ったのは誰でしょう?
抽象的で、高度に形而上的なこの問題だが、しかしその答えは形而下のそれであり、誰かを襲った瞬間に即物的でかつ下劣極まりないものに転落する。(例えば答えが「赤頭巾ちゃん」なら、その回答者はロリコンである)
そして私の場合は…

さて私は、最初から敗戦時報酬30%を狙ってただひたすらに星ひとつを追求する、「★(星ひとつ)」という常敗クランにやってきた

Lose with Pride

負け続ける事に誇(ほこ)りと拘(こだわ)りをもって邁進(まいしん)するこのクランでは、相手にたくさん星を獲得してもらうために、自分の村のタウンホールをモロ出しにすることが推奨されている。 行きずりの情事とはいえ相手には楽しい気持ちでスッキリ抜いてもらい、キモチ良くなってもらえるとなお良いので、多くの村がネタ配置だ。
今回私の作った対戦用のネタ村はこんな感じだ。
日本人にしか通じない駄洒落村
クランのポリシーに敬意を表して「MAKE♥LOVE」(せっくる♥せっくる)と「負け♥ラブ」をかけている。
ハートマークの中心に同い年のババキンとアチャクイが “しっぽり” と鎮座しているのがポイントだ。 二人の愛の巣という趣向だが、これだとネタ村じゃなくて “寝た村” だ…
ただのオヤジギャグだが、オッサンならではの老婆心から言わせてもらえば、共に15歳の若いカップルだ、ちゃんと避妊忘れんなよ?

そうこうしているうちに、いよいよ対戦が始まった。
敵は開戦早々がんがん飛ばしており、星三つを連発している。 しかしこのクランの場合、そもそもほとんどの村がふざけ過ぎのネタ村だ。 どの村を襲ったとしても、まず星三つを取れるのが当たり前で、いまさら星をいくつ取られたかなんて正直どうでも良い。 
対戦の興味の中心は、敵がこちらのネタ村を如何(いか)にして落とすのか、なのである。
例えば、これ。 リーダーの村は壁が迷路になっている:
複雑に入り組んだ迷路だが…
入り口から順に通路を通って無事ゴール(タウンホール)まで辿り着けるか? という趣向だが、注意深く配置された資源設備に注目だ。 ゴブリンを入り口近くに投入すれば順に通路通りに進軍し、最後はタウンホールを破壊してまた入り口まで戻ってこれる、という親切設計になっているw
果たして敵はこちらの意図を汲んで、ゴブリン軍団で順路を入り口から攻めてくれるのか!?
…いや、普通に考えたら、壁の外からアチャ×4とかでタウンホールをサクッと落として終わりなんですけどね (^ω^;)
残念ながら、この迷路を作者の想定した通りに最後まで完走したチャレンジャーは未だにゼロだそうである(笑)

一方こちらからの攻撃の方は、というと非常に淡々としたものだ
古参の上位陣のメンバーは皆、如才(じょさい)なくババアチャオンリーできっちり外周を掃除して50%破壊を達成、星ひとつを稼いでいる。
見事に50%代★ひとつが並ぶ上位陣、さすがである
こちらは最初から負ける気満々だし、報酬狙いしかしないと明言しているので、本当は敵クランにこちらの意図を読み取ってもらい、トップ村のタウンホールを壁外に出してもらえるとありがたいのだが、今回の敵は韓国人。 残念ながら日本語の通じる相手ではなかった… orz
(まぁ、仮に言葉が通じたとしてもこちらの思惑通りになんか動かないだろうとは思うケド…)
(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿