2014年7月30日

ピンクのドレスの女

長い旅の途中では、多くの女たちとの出会いがあり、そして別れがあった。
今日はその中でも私にとって格別に忘れがたい、あの暑い夏の夜に拾った女の話をしようか。
(またアサダの変な妄想が始まった、と思ってるでしょ?)
あれはそう、冒険譚ではあるが、ハードボイルドな展開ではない。 どちらかというとダンジョンRPGゲームのような話だ…

その夜も私は、獲物を探して山間(やまあい)のリゾート地のダウンタウンを当てもなく流していた。

この辺りはちょっとした金持ちの別荘が多く、夜には育ちの良いお嬢様たちが少し羽目を外して遊ぶ、私のお気に入りの狩場のひとつだ。
もう真夜中を過ぎたというのに、うだるような暑さの熱帯夜だ。 通りを行き交う女たちもみな、露出の多い薄着である。
しかし、そうして歩道を歩いているたくさんのターゲットをサーチする中で私は、吸い付けられるようにただひとりの女に眼が釘付けになっていた。 鮮やかなピンクとゴールドで着飾ったその女のボディーライン。 そしてきわどいドレスから大胆に覗いている、透けるような白い生肌の輝きに。 ゴクリ…
これは… 特上の獲物といって良いだろう、思わず生唾を飲み込むような滅多にないハイレベルの女だ。 しかも、ラインが出るのを嫌っているのだろう、下着も付けていないらしい。

(そこの彼女、大切な所が横から見えちゃってるぜ?)


大胆にカットされた胸元のラインの隙間から、綺麗な球をなす形のよい双丘が、ふたつともに丸見えだ。

極めつけのいい女だが、脇は甘いようだ。 簡単に狩(や)れそうだな、今日の私はついている。
腰まで届こうかというストレート・ロングの黒髪を持つ、その美しい女に私は軽い感じで声をかけた…

「ねぇねぇ、かーのじょー。 このク・ス・リ♪ 見たことある? えっ? レイジっていうんだ、アレに凄い効果あるんだぜ…」


……


“まんま” とナンパに成功した私は、10分後にはもう彼女を連れ、少し奥まった山中に建つ洒落たホテルにしけこんでいた。 ここまでくれば、邪魔だてするものは何もない。

ズボンの中で暴れる私のドラゴンは、すでに臨戦態勢だ。 その口先からは既に赤い焔がちょろちょろと顔をのぞかせている。
シャワーを浴びる時間ももどかしく、私は裸に剥いた彼女を荒々しくベッドに押し倒した。
女も相当に興奮しているようだ。 それに、あの即効性のクスリももう充分に効いてきている頃だ。
さしたる抵抗もなくすんなりと手を差し入れれば、そこはもうぐっしょりと濡れそぼっていた。
しかし、まだ経験は少ないのか、しとどに濡れた洞窟(ダンジョン)の入り口は狭く、差し入れた指は四方からきつく締め付けられる。
だが、これだけ感じているならもう充分だろう。 おもむろに指を引き抜くと、ねっとりとした粘液が糸となり、つぅ、と伸びた。
周辺の土手は怪しくテラテラと光り、入り口の真ん中に “ぽっかり” と開いた穴からは、暗い洞窟の奥を覗き込むことができる。 私は女の両足を高く開きあげ、滑(ぬめ)るその小さなぬかるみに、ずぶり、とドラゴンを侵入させていった…
(続く)

2014年7月28日

もっと先っちょ加速したいです、黒雪姫先輩♡

少し前の話になるが、映画「白ゆき姫殺人事件」を観た。
この作品は「赤毛のアン」の超絶ファンの私としては是非とも押さえておきたい一作だ。
湊かなえの原作は未読での鑑賞である。映画なら、井上真央たんの様々な表情(とか生脚とか)が楽しめるしな!
ていうか、おまいらあんまり真央たん虐(いじ)めんなコラヽ(`Д´)ノ
…あ、すまぬ。 これは映画の中の話だった。

前振りが、かなーりどうでもいい話で恐縮だが、我らがJKアイドル、まおたん(仮名)がこのクラン・ド・ぱ○ぱ○にやってきた時の話をしようと思う。
まおたんはどうやら、このクランが初めてのようだ。 現役女子高生が、初めてのクランに(選りによって)こんなセクハラ変態エロクランを選ぶ、というのもなんだかそ〜ぜつに凄い気もする… でもまあ、どんだけイカレた集団なのかは、入ってみない事には分からないしね!

とまれ、この変態集団に現役JKが入って来たのはみーこちゃん以来の快挙である。
そしてこのクランにJKが入って来たとなれば、まず真っ先にヤるのは勿論(もちろん)決まっている(援軍でしょ?)。 彼女は今や、まな板の上のマグロ解体ショー、いや、腹を空かせたウルフパックに襲われる哀れな子羊のようなものだ。
(いえ、JKじゃなくても援軍はヤるんですけどね?)
かく言う私も抑えきれぬ興奮を隠し切れず、と言うより実際には(おそらく確実に)一番ガッついていたクチだ。

混乱するクラチャ 
いったい誰が 現役JKのアソコに自らのいきり勃つイチモツ(援軍)をブチ込み、初めての♡をいただきまするのか、皆が虎視眈々(こしたんたん)と狙っている。 接戦のクラン対戦中でさえ全く緊張感のないこのクランであるが、この時ばかりはクラチャは異様なばかりの緊迫とギラギラとした性欲に包まれていた…

……


…あれ?

え? をぃーw

援軍リクエストを出すこともなく、唐突に彼女からの応答がふっつりと無くなった。
お、落ちたー Σ(゚д゚lll)

(援軍を)やる気マンマンだったクラメン達はちょっと拍子抜けだ。
さすがの私も仕事中。 いつ来るとも知れないリクエストを待ってクラチャに張り付いている訳にもいかない。 後ろ髪を引かれる思いで泣く泣くゲーム画面を閉じざるざるを得なかった…

…こういう時の嫌な予感と言うのは的中するものだ。(マーフィーの法則)
ミーティング終了なるやいなや猛然と席を立ち、移動の時間ももどかしくゲームを再起動した私であったが、時すでに遅し。
震える指先を操り、恐る恐る覗き込んで見た彼女のアソコは、既に複数の男たちの出したアレがたっぷりと注ぎ込まれ、彼女の貞操は凌辱にまみれ喪(うしな)われてしまっていたのだ… orz
このゲームをずっとプレイしてきた中で、かつてない最大級の敗北感が私を打ちのめし、夕食のラーメンが喉を通らない。 激辛担々麺のどんぶりに、塩辛い透明な滴(しずく)が、ぽとり、ぽとりと零(こぼ)れ続けた…

うぉーーーーっ(泣)
負けた……

この日、私の中で “Clash of Clans” というゲームの勝ち負けの概念が、決定的に異質なものへと変化した瞬間であった。 相手の村から星をいくつ奪ったとか、敵に資源を奪われたとかそんな些細なことは、この時の私にとっては最早(もはや)どうでもよくなっていたのだ。
さて、大いなる喪失感と共にこの話は終わるはずであったが、実は続きがある。
その後、暫(しばら)くしてまた、ふらり、と彼女がクラチャに戻ってきたのだ。

 まおたん「過去ログ読み返しましたけど笑」
 まおたん「まおたん処女ですから笑」

ぶーーーーーっ(コーヒー吹いた音)
ぶーーーーーっ(鼻血噴いた音)
どぴゅーーーっ(略

いや、まおたん… 誰もそれ訊いてないから(爆)
聞かれてもいないリアルの話をゲームの中で正直に書かなくても、と思いつつ、彼女の中では絶対に譲れない大切な何かがあるのかな、と納得もしてしまう。
きらきらとしたティーンエイジの(処♡膜の)輝きを垣間見ることができて、何かすごく得したような気がしている、駄目な私であった。
(お尻も処女ですから編 完)

2014年7月26日

「アナ♡と雪の女王」と「禁じられた遊び」

注意: タイトルの映画が大好きな人は、ここで読むのを止めておいてください。 イメージが重力崩壊します。

今回はBlu-Ray発売記念として、私も大好きな “あの” アニメの話をしよう。


ここは、クラクラ世界に突然現れた因果の特異点。 そのシュワルツシルト境界を越えたものは、光さえも脱出不可能なブラックホールに引きずりこまれ、二度と脱出することができないという。

この特殊な時空では、強大な重力場によりすべてが歪み、ありとあらゆるものが何かエロいものに変化していく。
大人も子供も大好きなあの人気のディ○ニーアニメも、ここでは「アナルと抜きの嬢王」というソープ嬢姉妹のエッチな○○ニーアニメ(18禁)になってしまうのだ…

ストーリー:

辺境の地、大宮北銀座の裏路地に立つソープ「ナンカデール王国」。 
小さなお店を営む店長夫婦の長女として生まれたエロサ ― 彼女にはある秘密があった。
その手に触れたものを興奮させ(氷のように)カチカチに固くしてしまうという、全国のインポテンツに悩む男性垂涎(すいぜん)のエッチすぐる魔法の力を持って生まれた彼女。
8歳になったエロサはある夜、妹のアナルとエッチな魔法で遊んでいるときに誤ってアナルをイかせ過ぎてしまい、意識不明にさせてしまう。
両親に妹とのいけない遊びを禁じられ、悶々とした日々を送るエロサ。 日を追うごとに魔法の力が強くなっていくエロサは、抑えきれぬその欲望を世間に知られぬよう、鍵をかけて部屋に閉じこもり、誰にも知られぬようひとりエッチに耽(ふけ)っていた…
一方のアナルは、なぜ突然大好きな姉が自分を避けるようになったのか理由もわからないまま、子供の時に姉に教えられためくるめく絶頂体験が忘れられず、こちらもひとり寂しく自ら性欲を慰めるのであった…

…そして10年後。

美しくも魅力的に成熟した彼女たちは、突然の両親の死に直面する。
ソープ店を切り盛りしていた両親を失い、唯一残された二人の姉妹。 姉エロサは生活のため、自らお店の看板娘としてサービスに立つ決心をする。
そしてエロサのソープ嬢デビューの日。 たくさんの男どもが○○パーティーに訪れたその祝いの席で、事件は起こった…

……


以上の前ふりの続きが気になる読者(あまりいないとは思うが)には申し訳ないが、今回はクランメンバーのミスター“阿鳴留”の話である。

阿鳴留氏は男性だ。
口癖は(援軍を)入れてもらった後の「ありがとうございます (*^_^*)」
そのほっぺたにある2つのアスタリスクはアナルを表現しているらしい。 そのため、尻穴が顔に2つある新種の宇宙人ではないかと噂されている。(ニコチャン大王も尻をからげて逃げ出すな、こりゃ)
性別が男性であることから、ガチホモの疑いも持たれており、クランの男性メンバーからは援軍を入れるのを嫌がられる存在であった。 (ノーマルの男性なら、同性のア*ルに入れたがる人は余りいないよね…)

そして今日。 援軍の集まりが悪いことに業を煮やした彼は、遂に性転換手術を決意し、女性となって帰ってきた!

晴れがましい人生の再スタート、彼女の新しい名前は「雪の女王のアナ」だ。
これできっと、周りの男性クラメンたちも夢中で強い援軍を送ってくれるようになるだろう。
おめでとう、アナ。 男の娘になったんだから言葉遣いも女性っぽく、ね?
(泡姫 魔界転生編 完)

2014年7月25日

蓮さま♡あっそんなところらめー

唐突だが、今回はNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の話をしようと思う。(みんな、観ているかな?)

私は今、猛烈にこのドラマに夢中だ。 初回から全話を一話も欠かす事なくきっちり録画しており、最初から何度も繰り返し観ている、というくらいの入れ込みっぷりである。

昨年は昨年で「あまちゃん」ワールドに首までどっぷり浸かり、ウニを掴みそこねて溺れていた私ではあるが、現在のこの「花アン」マイブームは尋常ではない。

ひとつには、私が幼少時に親におねだりして自ら買い求めた最初の本が「赤毛のアン」だった、というのも深く関係しているとは思う。

周りの少年たちがポケモンやらミニ四駆やらに夢中になっているのを横目に、新潮文庫のアンシリーズを全巻読破する、というちょっと変な小学生だった私は、当時は背が小さかったこともあり、弄られキャラだった(ような気がする)。
クラスの中でも浮いた「ぼっち」の存在というのは、小学生くらいの子供にはなかなか辛いものがある…

 (そんなときは、ほら♡ 想像の翼を広げてみて?)

そう。 私は、燃えるような赤い髪と緑灰の瞳を持つ、あのグリーンゲイブルズの夢見る少女に恋焦がれる、夢想家の少年だったのだ。


とはいえ、まあガキの頃の話ではある。 今もまだ相変わらずの浮いた存在ではあるし、妄想癖もまったく直っていないとはいえ、その後さまざまな経験を経てオトナになった私が今更、なぜにそこまで嵌(はま)っているのか… もうタイトルからして丸分かりなので特に勿体(もったい)をつけるつもりもない。


 蓮さまかわいいよ蓮さまぁ…

葉山蓮子(れんこ)は、実在する大正歌人、柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん)がモデルのキャラクターである。 大正三美人とも賞賛されるその美貌、そしてなによりその壮絶なまでの(実はえっちな)生き様が私の下半身を鷲掴みにして離さない。 

仲間由紀恵のかわいらしさもあり、ドラマでの蓮子さまは眩しいくらいにきらきらと輝いている。
物語はもう後半。 主人公は完全にぶっちして、私は蓮さまの今後の行く末が気になって、心配で心配で夜も眠れない。
こちとら毎朝きっちり目覚ましで起きて正座で鑑賞しているというのに、その日の放送で蓮さまが登場しない回などはもう、リモコンを投げつけNHKに呪詛(じゅそ)の言葉を吐きまくる、という始末である。 ふざけた真似すると金払わんぞコラ!

と、ここまで、まったくクラクラと関係の無い話をしてきたのには訳がある。 蓮さまの眩しいばかりの経歴が実にアレだからだ。


 ● 知性と好奇心あふれる魅力的な女性
 ● 女学校出身の育ちの良いお嬢様(華族のご令嬢!)
 ● お見合いによる政略結婚で九州の炭鉱王のもとに嫁ぐ
 ● 女好きで愛情薄い夫との夫婦生活に見切り
 ● 自らサロンの女王として君臨、群がる男どもを手玉に
 ● 実はえっち(?)
 ● 私生活を赤裸々に綴る短歌の詠み人

そのひとつひとつが、クラクラ界きっての変態社交場「クラン・ド・○○○○」で出会った、魅力溢れるえっちな人妻、寧々さんに丸かぶりなのである…ぇ?


 ● 知性と好奇心あふれる魅力的な女性
 ● 女学校出身の育ちの良いお嬢様(箱入り!?)
 ● お見合いによる結婚で九州の公務員のもとに嫁ぐ
 ● パチンコ好きの夫との夫婦生活に見切り(つけて欲しい! という願望入り)
 ● クランの女王として君臨、群がる男どもを手玉に
 ● 実はかなりえっち(!)
 ● 私生活を赤裸々に綴る川柳の詠み人

寧々さんのえっちぶりは過去にも書いた通りであるが、私の脳内では今、蓮さま = 寧々さん という困った方程式が “がっつり” と成立し、ドラマを観ていてもゲームをしていても、双方のキャラがごちゃ混ぜにイメージされてちょっとヤバい事になっている。

ゲーム中にクラチャをしていて、ピンクの花柄下着を近所のオッサンに見られて慌てる寧々さんやら、夜はノーブラでベッドに横たわりゲームに興じる寧々さんやらを妄想たくましくイメージするとき、そこには仲間由紀恵演じる蓮さまのあの可愛らしい顔があるのだ。
逆に朝のドラマを見ていても、蓮さまの顔アップに(このくちで夜はフェ○とかやっちゃうんだよね…)なんて妄想して “もやもや” したり。

これは… これは抜ける!

NHKもまさか、爽やかなはずの朝の連続テレビ小説がこんな変態な視聴のされ方をしているとはゆめゆめ思うまい。
それにつけても、ああっ! 何だよこの

 「私も新しい命を授かったの♡
  何があってもこの子を守る、って。 龍一さん言ってくれたのー」

ってのは?
私のドラゴンちゃんなら幾らでも挿入(い)れちゃうから!
寧々さんの子宮の奥までたぷたぷに注いじゃうから!
お願い代わってプリーズ…

私は龍一になりたい。 龍一ぬっ殺すー(爆)
(アンの性春編 完)

2014年7月24日

田舎の日曜日 (※)

フランス、パリ郊外の片田舎にある集落 "Clan de Paf! Paf!"。 旅の途中に気まぐれに立ち寄ったはずの私の、ここでの逗留生活もずいぶんと長くなってきた。
あまり変わり映えのしない変態生活がだらだらと続く中、季節は少しずつ移ろい、雨の季節が終わり暑い夏が訪れようとしていた。

戦争の影響であろうか、クランを構成するメンバーの男女比にも変化があった… 何人かの男性は戦場に赴き帰らぬ人となり、女性(と思われる)メンバーの割合が増えてきたのだ。
しかし、そういった僅かな変化を除けば、ヨーロッパ全体を覆う世界大戦の陰鬱な空気は、ここでは別世界での事のように感じられる…

今日は、少し特殊な時間の流れるこのコミュニティでの “ぬったり” とした日常生活の一端を紹介するとしよう。

ここでは、パリで話されている標準語とは異なる、風変わりな方言や言い回しでの援軍のやり取りが行われている。
長くクランに滞在すればだんだん判ってくる、得体の知れない援軍リクエストの数々も、慣れないうちは何が要求されているのかさっぱりであろう。
観光ガイドを片手にこの土地を訪れる訪問客への簡単な案内として今回は、特に良く使われる用語を一部紹介してみよう。

● オムツプレイ
  → バーバリアン
    そうだったのか! 同志よ…
    レベルが上がると紙おむつから鉄のおむつ(貞操帯)へパワーアップする。

● おっぱい、ボイン
  → アーチャー
    男なら貰って嬉しい援軍の定番。
    おっぱいレベル4以上(Dカップ+)ならパイズリが可能。

● でかいの、ぶっといの
  → ジャイアント
    相手の壁を破ってブチ込むと最高に気持ちイイ。 中田氏OK。
    レベルがあがると一皮向けて、黒くてでかい、オトナの逸品になる。

● セクハラおやじ、エロおやじ
  → ウィザード
    手で魔力押してる感じがエロい。
    部下のアチャ子ににセクハラする中間管理職。

● エロバルーン
  → エアバルーン
    これは判るよね、ただのオヤジギャグ… 上に乗っているガイコツは性別♀。
    そのバィ~ンとした形から「ブラ」とも。
    Lv.6になった黒いブラジャーは「勝負下着」と呼ばれ、女性へのプレゼントに最適♡

● ミニスカ、パンチラ
  → ヒーラー
    その絶対領域で、下から見上げる男どもをまとめて癒す。
    パンツを履いていないという説もあり。

● 固いの
  → P.E.K.K.A
    全女性憧れの固いイチモツ。
    これを挿入してもらう為には、受け入れる側もアソコを鍛え上げる必要がある。

● ぶっかけ
  → ガーゴイル
    正体不明の変な液体をどぴゅっとかける。
    複数形では「射精部隊」とも表記。

● 黒いの
  → ホグライダー
    これが一人前の男の証明。
    いきなり相手の奥深くに突入しブイブイ言わせる。

● 爆乳大佐
  → バルキリー
    新米兵士たちの筆下ろし担当。
    群がる男どもをまとめて昇天させる超絶プレイは必見。

● 三点責めセット
  → ドラゴン、ウィザード、アーチャー(例)
    複雑な同時攻撃により相手はあっという間に絶頂に達するという高度な援軍セット。
    基本は、ドラが奥を突いている間、平行してウィズアチャがピンクの丸いアレなどをツンツン虐(いじ)める。


(裏ミシュランガイドよりの抜粋)

これらの頻出キーワードを暗記しておけば、初めてここを訪れるあなたも戸惑う事なく、快適な変態ライフをスタートする事ができよう。
以下のダイアローグは、援軍送受シーンでの簡単な会話の一例だ。
何度も繰り返し練習して、すぐに口に出せるようにしておこう。(喉奥ならもっと良い)

 「お願い、すぐ入れて
    (訳: 援軍をお願いします!)
 「俺の固いの、挿れちゃうよ? ん?」
    (訳: P.E.K.K.A がありますよ?)
 「ぃやん、そんなの絶対無理入らないですぅ(≧▽≦) 」
    (訳: クラン城のレベルがまだ低いので入りませんね…)
  「代わりにたくさんぶっかけて下さい ♪(///▽///) キャッ」
    (訳: 代わりにガーゴイルがあれば下さい)

しかし、クラクラのプレイ人口が増えてきたとはいえ、援軍リクエストでこんな会話が飛び交うクラチャは他にあるまい。
もしクラクラ運営が日本語で監査に入ったら、このクラン間違いなく閉鎖じゃね?という、とんでもないクランになってきたものだ…
(毎日がエロ曜日編 完)

※ 監督: ベルトラン・ダヴェルニエ

2014年7月22日

その長き竿先にはためくもの

ふぅ、エッチな人妻さんに興奮し過ぎて、最近はこの日記も下半身に力の入り過ぎた展開が続いてしまったようだ。
これでは官能小説になってしまうな。
今回は少し趣向を変えて、旅の途中、過去に私が訪れたとあるクランの思い出でもまったりと聞いてもらおうか…

あれは、そうだな… 話は少し前、W杯決勝戦の前日に遡る。

ドイツとアルゼンチンの因縁の対決を前に、サカ豚どもの夏は今や最高潮に達していた。
主催国ブラジルの爆沈を尻目に、メッシを中心にサッカー界の絶頂を極めんとしていた南米の楽園アルゼンチン。 快進撃を続けていた彼の国の、そのはためく国旗を思わせるさわやかな縞模様のクランが、タンゴのリズムで私を誘っていた。 そのクランの名前は…

あ、しましまパ○ツ…


参考URL:

https://www.google.co.jp/search?hl=ja&tbm=isch&q=しましまパンツ

その絶対領域を、涼しげな空色と清潔感溢れる白のまぶしいストライプに彩ったエンブレムは、クラブ「お○んちょ」でのホラーな一夜に打ちのめされ、癒しを求めて彷徨っていた私の眼には、一服の清涼剤と映ったのだ。

そして…

○○ミルク。


あの男の名をここでまた見る事になろうとは!(しかも選りによってこんな名前のクランで笑)


私達を引き合わせたのは単なる偶然か、それとも運命のいたずらなのか。

その時私は、ふたりを硬く結ぶ(「性癖」という名の)運命の赤い糸、いやヒモが、垣間(かいま)見えたような気がした。
初心者向けのクランでは真面目なカタブツを装っていた彼ではあるが、実は私とは下半身が赤いヒモパンで繋がっていた!
いや、シマパンか。(赤いとただのフンドシだな…)
今にして思えば彼のその名前も、そこはかとなく「白いの! 何か白いの出た! え、飲んで良いの? ごっくん」という何やらおかあさんのおっぱいに回帰したがっている赤ちゃんプレーの様な乳臭さが漂うものではあった。

「やぁミルクさん、しばらく振りだねぇ! 最近どう? 母乳、飲んでる?」


私は懐かしい乳兄弟との再開に、邂逅(かいこう)の挨拶を交わすべくそのクランの戸を叩かんとし…

そこで“はた”と手を止めしばし逡巡(しゅんじゅん)した。
どこからか、あの水戸黄門のオープニングテーマが聞こえてくる。 ♪、 ♪♪♪、 ♪、 ♪♪♪、…

サブタイトル 「八兵衛、秘密のお宝」 ―志摩 小萬宿―


八兵衛自慢の極秘お宝コレクションがご隠居様にバレてしまったから、さぁてぇへんだ。

「お前さんはスリだけじゃなく下着ドロまでやっておったとは… 何と嘆かわしい。 いや、これは私が預かっておきますよ。」

うっかり、お互いに秘密の性癖がばれてしまった、というその気まずさたるや想像に難くない。

しかもあろうことか対象は、フェチ度100%のしまパンときた…。
女性用の小さいそれを無理やり伸ばして履いた、ピチピチのその股間に手をやりながら互いに目を合わせ凍りつく、その気恥ずかしいシチュエーション。 それを思うと私には、とても話しかける勇気が出せなかった…

(そうだな… やめておこう…)


彼とて、しましまパンツのマニアックな蒐集家だなどと世間に知れれば、もはや普通の生活は送れなくなる身だ。

私にはわかる。 遠くに姿を見ただけで蜘蛛の仔を散らすように逃げ出す女子小学生たち、近所のオバサン方のヒソヒソ話と冷たい眼差し、そして、それを避けるようにこっそりコンビニにエロ本を買いに行く肩身の狭さ…

そっとそのクランを後にし、私はまた当てのない旅を続けるのだった。

(しまパン編)
彼もまた旅立ったのか、今はもう、かの名前はリストにはない

2014年7月19日

寧々さんかわいいよ寧々さん

念のために先に書いておこう。 ラブプラス+の姉ヶ崎寧々さんの話じゃないよ? かわいいけど…
え、大塚寧々? それかなり違うから。

闇夜のクランを煌々(こうこう)と照らす、突如現れた超新星。 新撰組副長、土方歳三を名乗る、しかしてその実は女性だった彼女。

彼女は、歴史上の人物への(ある方向に偏った)趣味的な憧憬、嗜好を持つという、“女” の系統だ。 その名の由来も新撰組きってのイケメン野郎であるから、それも頷けよう。
しかし、女性と判った今となっては、無骨で呼びにくいその名前は彼女にはふさわしくない。 「副長!援軍たのむ」「副長、援軍あざっす!」とやっても誰も萌えないだろ?
クラン内での彼女の新しい通り名は、本人のたっての希望により「寧々(ねね)さん」に決まった。
その強大な重力でクランの品格を下に引っ張る巨根のリーダー「ひでちゃん」 + サブリーダー「トヨトヨ」 = 豊臣秀吉。
ならば彼女はその糟糠(そうこう)の妻、高台院 寧々でよろしくね、という事か!
上手い、ナイス過ぎるよ、寧々さん… さすがは女で鳴らしたオタク人(びと)だ。
ちなみに、寧々は一般的には通称、北政所(きたの “まんどころ”)で知られる。(← ここ下ネタ的には特に重要です、試験に出ます)
そこまで狙ったのだとしたら、歴女の博覧強記ぶりや恐るべし…

ともあれ、カルキ臭に満ちた白い冬の時代は終わりを告げ、「クラン・ド・ぱ○○ふ」には、誰もが待ち望んでいたピンク色の花咲く春が訪れていた。


寧々さんはかわいい。 もとい、すっごく!かわいい。 変態集団の超セクハラ発言の数々に、恥ずかしがりながらも精一杯の答を返そうとする。 その拙くも一生懸命な感じが、世のすべての男心を惹き付けて止まないのだ。

しかも寧々さんは、実はかなりエッチだ。 女学校時代の友人たちは更に上を行く“ずっと”エッチだそうだから、彼女達に引っ張られ、寧々さんも我知らずハイレベルのHさんに成長したのだろう。
ぶっかけは「かけられるなら胸がいいな(///ω///)♪ 男の人の気持ちが感じられるから」など “うっかり” 口を滑らせ、図らずも夫婦の営みの実態をばらしてしまう、天然さんでもある。

もちろん頭の切れる彼女のことだ、そういったすべては計算しつくされた演出である可能性も否定はできまい。

だが、考えてもみたまえ。 もしそうだとするならば、そのすばらしく(主に下方向に)回転する頭脳明晰こそが、彼女の最大のチャーム・ポイントと云うべきであろう?
美しくも知性あふれる聡明な女性が、君を悦ばせるためだけに全力でエッチな女性を演じてくれるのだとしたら? こんな女性(ひと)に尽くされて、夢中にならない男が何処にいようか。

以下は、寧々さんがかの著名な川柳に倣い、その日常生活の実態を赤裸々に詠んだ自然主義派の怪作、クラン史上に永遠に語り継がれる名句である。


たたぬなら たたせてみよう このくちで♪
その時クラチャは、次々と激しく噴出する何か赤いものや白いものがドロドロに混じりあい、鮮烈なピンク色に染まったという。(※1)

……


…やべぇ。 どうやら、書きながら私も彼女の口で勃たせられてしまったようだ。

寧々さん、あぁ寧々さん…
私はゆっくりと彼女の股間に顔を埋(うず)めていった。 
そこにはまだ小さく可愛いらしい、それでも “ぷっくり” と丸く自己主張する、桜色に輝くエリクサータンクがあった。
私は慎重に狙いをつけ、そのふくらみの真ん中にそっと指を下ろし、ライトニングを打ち込む。 突然の電撃に身悶えるそれを、次はゲームで鍛え上げた高速指タップだ。

ん、ん、んんッ… あぁッ!


私のものを咥えながらも、たまらず声が漏れでる寧々さん。 添えられた彼女の細い指先にも力がこもる。

そこで今度は少しペースを落とし、タンクの周りを囲んでいる邪魔な薄壁を、やさしく舌で押しのけた。 
もはや守るものもなく剥き出しになったその至宝、そこに私はたっぷりの唾液を塗りつけ、舌先で転がし始めた。
タンクの根元にある固く締まっていたはずの栓は、いつの間にか緩み、そこからは私の唾液とは明らかに違う、暖かくさらさらとした液体がとめどなく漏れ出してきていた…

妄想の連鎖は果てしなく続き、私は寧々さんの口と手とで激しく責め立てられ、ついにはその喉奥で息絶えるのだ。


こんな超かわいくてエッチな奥さん、私も欲しいぉ…

(寧々さん幻想編 完)

※1 この事件ののち、クランのシンボルは事件を象徴するピンク色と黄色(※2)の縞模様に変更された。

※2 普通は白だろ… 色濃すぎねぇか? 病院行って検査(※3)した方が良くね?
※3 一般の病院では、看護婦さんが手でしごいて検査サンプルを採取してくれる。 という事は、ない。 自分で採取します…(実話)



2014年7月17日

客星、觜・参の度に出づ、東方に見(あら)わる

双玉の綺羅流星 “ともよ” と “みーこ”、至高のアイドルふたりに光の速さで見捨てられ、「クラン・ド・ぱふ○○」は今日も女ひでりでカペカペに干涸(ひから)びていた…

だが、そこに!

おうし座をまばゆく彩る超新星爆発(スーパー・ノヴァ)のごとく忽然と、目も眩むような大客星が現れたのだ!(※)
この世のあらゆるエロスを取り込み重力崩壊を起こし、まさにブラックホールになる一歩手前だった赤色巨根、もとい巨星はその時、突如訪れた南中の太陽のように明るく爆(は)ぜ散ったと伝えられる…

……


脇差を手にふらり、とやってきたその男は、土方歳三(ひじかたとしぞう)と名乗った。

幕末の京の都を仕切る、新撰組は鬼の副長と恐れられた剣豪だ。 染め抜きのダンダラ羽織もまぶしく、その甘いマスクで花街の芸妓どもを虜にし、ブイブイ言わせていた性豪でもある。
クラメンの誰もが男だと信じて疑わなかったその者の、それはある日の、唐突な「主人がパチンコ」発言から始まった…

ぇ? え、実は女性? ししし、しかもししし人妻?


女バレした瞬間から始まった、津波のごとく押し寄せる怒涛の尋問の数々。 

「彼女は人妻」というところからして、もはやクラメン達は正常な精神を失っていた。 (女に)飢えた野獣たちにより容赦なく、彼女のすべてはあっという間に、まさに身ぐるみ裸に剥かれていく。
時折頬を染め恥じらいを見せながらも、訊かれるがままにその私生活(プライベートライフ)を開陳していく彼女。 その内容のひとつひとつが、まさにクランに投下されたICBMの核弾頭のごとく、にょきにょきと特大のキノコ雲を生やしていった…

● 彼女はまだピチピチの20代。 結婚半年のほやほやの新婚さんだ。
  → ぶしゅ、ぶしゅっ(両穴から鼻血の出た音)
● 公務員をやってる旦那とは一年前にお見合いしてケッコン!
  → ぐは(ミゾオチにパンチが入った音)
● ずっと女子校だったこともあり、男性経験は旦那ひとりだけ。
  → ごぃーん(何かが股間を直撃した音)
● 旦那とのエッチはほぼ毎晩。 コトが終わると旦那はすぐ寝る。
  → がぁー、ぎりりり(頭を掻き毟りつつ、歯軋りの音)
● 子供なし。(出産してないから?)アソコはまだすごく狭いらしい。
  → どぴゅ(なんか出た音)
● 週末の旦那はパチンコ屋に入り浸り。 最近はデートがなくてちょっと寂しい。
  → むっはー(荒々しい鼻息の音)
● 寂しいのでお友達と温泉旅行に行ったら、大学生から声かけられちゃった♪
  → ぬなー (その大学生ぬっ殺す!)

もうこの辺で人々の脳みそは、彼女が露天風呂で恥じらいながらもタオルをはだけ湯に浸かる仕草やら、湯上りで浴衣のすそからチラリと覗くほんのり赤みをさした生足やら、栗の花咲くお花畑の妄想で埋め尽くされ、クラン対戦の戦況がどうなっていようがもう知らん!状態だ。
クランは、まさに何かどろどろとした混沌(カオス)の坩堝(るつぼ)と化していた…
(続く)

※ 西暦1054年観測。 藤原定家の日記「明月記」にも記載あり。 その残骸は現在かに星雲として知られる。

2014年7月15日

スクショ追加

敵のNo.2の名前は “ティムポ” さんだ。

彼は礼儀正しい。 道ですれ違うといつも(亀)頭を下げて挨拶を返してくれる。

“ティムポ” さん、こんにちは。

今日も元気だね “ティムポ” さん。

“ティムポ”さん、今日は「シコシコ」もうちょっとでイけたのに惜しいね。



彼にも是非、“阿鳴留” 責めをお願いしたいところだが…
(ア*ル責め編 完)

え?「スクショ」ってスクール水着ショーパブの略じゃないの!?

エデンの風下(シモ)

楽園の地を追放された三人が、星に導かれ東方の地に降り立ち、竹林の七賢よろしく立ち上げた清談の里「クラン・ド・ぱ○ぱ○」

自由(エロ)をわれ等に! 下ネタ万歳!

このクランの品位を決定付ける最大の特徴は、間違いなく「下ネタ」だ。 人々は競うようにクラチャに下品なジョークを投下していた。(グロチャと異なり、問題発言が「報告」され一日書き込み禁止を喰らう恐れもないし…)
メンバー数は毎日倍々になる勢いで急速に成長したこのクランでは、創設メンバー以外も役職につく者が増えた。
昇進に際しては援軍数も(一応参考程度には)見るという建前ではあるが、実際には笑点よろしく(下ネタで)上手いこと言ったものが座布団を稼いで役職をもらえる、というお気楽なシステムだ。 おかげで、私も今やこのクランのサブリーダーだ。

クラン創設の三人が同時にイン(挿入)する3Pタイムには、巨大クロスボウのように息もつかせず発射されるエロトークが、クラチャのログをわずか20分で埋め尽くす。 そのため、しばらくゲームから離れようものなら、もはやそこで何が会話されたのかまったく判らなくなる。
クランを立ち上げてまもない頃、(おそらくは)気軽な気持ちで参画したのであろう二人の女性メンバー ―― “ともよ” と “みーこ”

「ぁたしってば、ふふ… ぉバカな男どものちょっとエッチなネタも笑って軽くあしらえる。 話せるオンナって感じ?」

と思ったか思わなかったか。 私が飯を喰っている間に、一体彼女たちにに何があったのか…
この、想像を絶したあまりにも苛烈かつ下劣なセクハラ・トークの嵐にドン引きしたのは間違いあるまい。 引き止める間もなく二人はあっという間にクランを脱退してしまっていた(T^T)。
サヨナラ、“みーこ”。 キミは肥溜めにキラキラと輝く宝石のような、貴重なJK(自称)だったよ…

ついに、女性(と思われる)メンバーがひとりもいなくなったクラチャに、それでもなお低俗極まりない書き込みは虚しくも繰り返された…

……そして、新たなる戦いが始まった。

時差の関係からか、敵側にはまったく動きがない。 一方的にこちらが攻め立てる展開だ。
…と思いきや、おっと敵も攻めてきたぞ! 
い、いや、これは! 「責め」てきた!?

ァ、ア、アッー!! これはイキナリの “阿鳴留” 責めだぁっ!!!!!!



……

…ふぅ(汗拭き)

うむ、興奮して少々取り乱してしまったようだ。 すまん。
いやしかし、いきなり最初にア*ルから犯してくるとは… 今回は、敵もなかなかの変態さんのようだ。
(続く)
敵はイキナリ後ろからのア*ル責め
(しかも100%蹂躙しつくしての失神プレイ)

2014年7月14日

炎々と燃えしきるアレ、天から下りて(邪宗門)

神により(霜トークが)許されたる地を求め、流離(さすら)う私は、「下ネタ大丈夫な方大募集!」という、そのあまりにも直球ド真ん中な広告がふと目に留まり、知らずその足を止めていた。
私は、広告を眺めながら「そんな餌で俺様が釣られクマー…」

……

はっ! い、いつの間に…
気づいた時には私はその門をくぐり、既に敷地に足を踏み入れていた。 表札には「ク○ン・ド・ぱふぱふ」とある。
説明文には

● 下ネタ大丈夫な方大募集!
● 毎日やります!!

と、下半身直撃の過激な文言が並び、まあ、そういう事だ。
この蠱惑(こわく)的な檄文が欲求不満を抱えた若者たちの如意金箍棒(にょいきんこぼう)をいたく惹きつけたのか。 たった三人での立ち上げからまだ一週間も経っていないというのに、クランは既に定員枠いっぱいの満員の盛況となっていた。

聞けばこのクランの創設メンバー三人は、セクハラ下ネタチャットが過ぎて、過去に某クラン ―― ここでは仮に“阿吽(あ・うん)”としておこう ―― から三人まとめて追放されたという壮絶な過去を持つ。(どこかで聞いたような話だ… しみじみ)
失意の彼らは、だがしかし決して自らの理想郷を諦めてはいなかった! 同じような経緯でまた他のクランをまとめて叩き出された紆余曲折の末、炎々と燃えしきるリビドーの赴くままこの地に導かれ、ついに桃源郷とも呼べるこの新クランを旗揚げするに至ったのだ。
(しかも、クラチャの噂によると、リーダーS(仮名)とサブリーダーM(仮名)のふたりは過去に、BL的なリアル男色の展開もあった模様)

閑話休題。

現在、中華民国を相手に一戦交えている彼らは、ただ今は「踏平小日本」というケシカラン名の村を南京大虐殺よろしく壮絶に蹂躙中だ。
飢えた男たちがとっかえひっかえ、次々と容赦なく村の女たちに襲い掛かる… 城に隠れ潜んでいた女たちは皆引きずり出され、なすすべもなくその生足を開かれ……ゴクリ。
もはや、対戦の勝ち負けなどは関係ないようだ。(もう逆転不可能なくらい負けてるし…)
いたずらに敵対的な感情をむき出しにしたその名前の報いというべきか、歴史的な遺恨をゲームの世界に持ち込むとこうなる、という悪い見本ではある。
「毎日ヤる」との宣言通り、この戦いが終わり次第すぐにまた、クランは次の戦場へと向かうらしい。 明日には私もこの狂気じみた戦い、いや、もはや戦争とは呼べないこの生贄の儀式に列することになるのだ。 その時には私も彼ら同様、下半身に眠れる飢えた獣性を開放し、色欲狂いの一兵卒となり果ててしまうのだろうか…

これこそが、はたして追い求めていた伝説のクランなのだろうか? 今はまだ、クランの真の姿は見えてこない。
(続く)

2014年7月12日

ブラックホールの重力場に囚われると、何者も脱出不可能

私は、歌舞伎町をふらふらと漂う根なし草のごとく、得体の知れないクランを渡り歩いていた。
人は私を「新宿鮫」と呼ぶ…

えっ? 昨夜のクラブ「お○んちょ」での出会いはどうなったのかって?

フフッ…
一夜限りの行きずりの女との邂逅を、事細かにここで語る野暮はすまい。

(この世のものとは思えぬその○○のあまりのおぞましさに、先っぽを入れただけで萎えて、パンツを履く時間ももどかしく急ぎ逃げ出してきた、というのは内証だ)

尻すぼみ感のぬぐえない展開だが、書けない以上は止むを得まい。 「尻くらい拭けよ…きたねーな」という声が痛い…

ともあれ、気を取り直した私は、再びあてどのない旅を続けるのだった。
おま○ちょ編 完)
この後に何が起きたのか、それは私の生涯の秘密として墓場まで持っていくつもりだ…

2014年7月10日

お願い♡入れて

さて、本人も当初まったく予測していなかった、斜め上のハードボイルド展開を見せているこの日記、いや戦記だが…
ハードボイルドといえば、バイオレンス、そして酒に女と相場は決まっている。
旅人の酒場を出立してこのかた、数々の凄惨なバイオレンスの現場を渡り歩いてきた私だが、しかしなぜか「女」にだけはずっと縁がない。
わずか5秒で発射してしまうという、伝説のMyリアル迫撃砲はこのところしばらく工事中だ。

そこで、という訳でもないが、乾ききった私のアレを潤す素敵な出会いと恋のキッカケを求めて、私は「お○んちょ」というクラブの扉をたたいた。
操洋子が切々と謳い上げる名曲をBGMに妖しく私を誘うこの店は、その名前と説明文の通り “そういう” サービスと場を提供している(はずだ)。 招待制、会員制の秘密クラブではなく、誰でも入店可というのがまた良い。

ここでの美しい女たちとの出会いが、愛欲にまみれたハードコアなものになるのか、寅さん的なほろ苦の失恋譚となるのか。 今のところは判らない。 とは云え、ここにはとても書けないようなエロースな展開への期待から私のこ○○は、はち切れんばかりに膨らんでいた。
(「こかん」だと思ったあなた、「こころ」ですよ、こ・こ・ろ。 まあ夏目漱石でも読んでもちついて下さい)

……

……ん?

キャバ嬢リストのトップにフケ専を思わせる源氏名があるのが気がかりではあるな。 私は若い女が好きなのだが…  ※ JCJKは法律で禁止されています
(続く)

2014年7月9日

永遠の○(りん)

永遠の0は良いぞ。 何がって、その反戦のメッセージ性、思想が…、な訳ないだろ。
松乃役の井上真央たんにきまってるっしょ。 真央たんかわいいよ真央たん…
いや、違った。

農耕とアニメの里、「の○りん」へようこそ!

だが、戦争がこのふる里のすべてを変えてしまった… のどかな田園風景は見る影もなく荒れ果て、そして人々の心もまた荒廃していった…
もはやクラチャで巨乳や金髪について語るものは誰もいない。 これら愛すべき萌え要素は鬼畜米英のメス豚どもの特徴とされ、それに対して好意的な意見を述べようものなら非国民との謗(そし)りを受け、ひいては特高の監視下に置かれるのだ。(いやいや、私は貧乳も黒髪も大好きデスヨ?)
誰一人書き込むものもないクラチャに、粛々と援軍リクエストだけが表示されては消えていく…

対戦のたびに多くの戦死者を出すこのクランはしかし、連戦連勝、破竹の快進撃を続けていた。
リーダーの打ち出した「in率重視」政策に基づき、メンバーの対戦への参加を義務化する召集令状メールが届く。 赤紙メールを無視して対戦に参加しない非国民メンバーは問答無用でキックされるため、若者たちのクラン対戦の参加率は異様に高い。
新兵ばかりの急造部隊なのは敵も同じ。 同じ低レベルでの戦闘ならば、対戦参加率の高いほうが勝つ。
ただ勝つことだけが目的であれば、個々人の戦術も作戦もさほど重要ではなく、大量の新兵たちを特攻隊にも似た無謀さで繰り返し敵空母に突入されれば良いのだ… 大日本帝國バンザイ!
そして一方、繰り返される戦いの、新兵たちの多大なる犠牲のその影で、アチャ×200(オンリー)で “のうのう” と星一つを連発するリーダー… その戦いぶりは、最初から星三つを取ることなど放棄しているように、私の目には映った。

手段を選ばず勝ち、私腹を肥やし続けるリーダー、そして血も涙もないこの戦略、「in率重視」政策こそが、このクランの強さであり、そしてすべてであった…

…寡黙で冷徹なリーダーの下、年若き英霊たちの血塗られた道程の果てに、ついにクランは負けなしの10連勝を達成していた。
しかし、この祝賀の時でさえも、人々は戦勝ムードに沸き立つこともなく、クラチャは相も変わらず閑散としている…
誰も訪れることのないクラチャを眺めながら私は、追い求める理想郷はもはやここにはないのだと思い知らされていた。

さらば失われしアニメの楽園よ…

ここにはない何か(オトナの展開)を求め、失意のうちに私はまた、新たなる旅路へと重い足を踏み出していた。 
(のう○ん編 完)

2014年7月3日

地雷を踏んだらサヨナラやん

外部との交渉を断ち、ただひたすらに自らの愛でるものたちに囲まれて、密やかに暮らす引きこもりの集落「のう○ん」
しかし、世界大戦の大きなうねりの中、人里離れたこの土地も平和なままではいられなかった…
農耕か戦争か? アニヲタ改めタカ派の急先鋒となったリーダーの下、クランは泥沼の戦争に突入。 いまも戦線は拡大を続けていた。

このクランはTH6以下のメンバーが全体の2/3を占める若いクランだ。 学徒動員により、実戦経験のほとんどない若人たちも次々前線に駆り出される。
戦いに慣れていない彼らには作戦も戦術も何もない。 十分な軍備もなく援軍も持たず、徒手空拳のまま、自分より弱そうな村を見つけては全軍を一気に突入させるだけだ。 ただひたすらに…
偵察時に敵援軍の有無を確認することすらも知らない彼らにとって、援軍処理という言葉は辞書にない。 運悪く敵の強力な伏兵がいればその戦いはジ・エンドだ… 部隊は抵抗する術(すべ)もなく「あっ」という間に壊滅する。

なけなしのエリクサーをすべて注ぎ込み、満を持して投入した強かったはずのジャイアント軍団が袋叩きにされて瞬時に消えていく…

惨(むご)たらしい光景を目の当たりにして戦いに嫌気が差すもの…
いくら待てども現れない味方の援軍に絶望するもの…
そして、見たこともない巨大な地雷に全軍を吹き飛ばされ、心折られるもの…
一生拭い去れないトラウマを抱え、新兵たちは次々と戦線を離脱していく。 しかしその度に、どこからともなくまた新たな若者たちが“補給”されるのだ。 まるで空になったマガジンを取り替えるがごとく。

彼らはもはや、人ではない。 ひとつの “弾” なのだ…

リプレイで若者たちの無残な死にざまを目の当たりにしても、歩みを止める訳にはいかない。
勝利という名の美酒に取り憑かれた指揮官により、非情にも次の戦端はただちに「ぽち」られる。 それが真夜中であろうと明け方であろうと…
休息は与えられない。 この戦いのジャングルは、戦士たちに感傷に浸る時間さえも許さないのだ。
ひとつの戦いに勝利すれば、すぐまた次の戦場へ! リーダーには、昼も夜もないようだ。
問答無用の宣戦布告、そこにはクラチャでの会話も、メンバー間の合意も、リーダーによる告知さえもなかった。

なんだろう、この感じは… 私は何かを思い出そうとしていた…

そうだ、この展開は!
かつて平和だったあの酒場が、好戦派のリーダーの元、果てのない戦いに突入し、そして一面の火の海となった。
あの時とまったく同じではないか… 私は、その悪夢のような既視感(デジャヴュ)にめまいを感じていた(クラクラ)

元来争いを好まないアニヲタたちは、クラン名とは裏腹に、24時間殺戮を繰り返す「虐殺の器官」となりつつあった。
これでは録り溜めたアニメを鑑賞する暇(いとま)もない。


…ここは、地獄だ。
(続く)



2014年7月1日

クラクラいうたら、対戦やらー

この世界の何処かにあるという、伝説の “シモ” トークOKなクランを求めて旅に出た私は、「のう○ん」というクランに流れ着いた。
平和なアニヲタたちがひっそりと隠れ住む村落だ。 いや、だった。

ハードボイルドな展開を目指しているはずの私がなぜオタクの隠れ里などに?と思われるかもしれない。

だが、あまり知られてはいないものの、私もまた人知れず深夜アニメなどを嗜む立派なアニヲタだ。 (この事実は特に、若い女性社員の多い私の職場ではトップシークレット扱いだ)
それに、「の○りん」には、“かなたん” こと花澤香菜嬢が中沢農 (なかざわみのり)役でCV参加している。
あの伝説のエロアニメ「化物語」で全国の炉利オタを萌え死にさせた千石撫子(せんごくなでこ)こと花澤香菜嬢が出演しているのである。(大事なことなので二回言いました)
このクランのチャットでは、おそらく書いた瞬間にキックされ永久に出入り禁止を喰らうであろうから、あえてここに書いておきたい。


「花澤香菜は俺の嫁やらー」

(フォントを太字拡大文字にできないのが返す返すも残念だ)(※)

これを知るものであれば、私がふらふらとこのクラン名に惹き寄せられ、しばし滞在することになったのも納得であろう。


しかし、まったりとしたアニメ談義に花を咲かせ、ノイタミナの実況に沸くクラチャを夢見て一歩足を踏み入れた私は、ここでも吹き荒ぶ戦争の嵐から目を背けることはできなかったのだ。

その名の通り森を開き田畑を耕し、静かに暮らす農民たちのクランであった筈のここもまた、村人たちは鋤鍬(すきくわ)を火縄銃に持ち替え、今や戦いの日々に明け暮れる戦場と化していた…

「クラン対戦を活発にしていきます」

「強いクランを目指して」
「in率重視にしていきたい」

クラン説明文には、戦前戦中の大日本帝國もいかに、という好戦的なスローガンが並ぶ。 そうして日本はあの底なしの戦火に突入していったのだ…

クラクラ・ワールドのすべてを覆い尽くさんとするこの世界大戦の暗雲は、すでにこんな辺境の風の谷のアニヲタクランまでも飲み込もうとしていた。
私はしばし呆然として、荒れ果てた田畑を前にたたずんでいた…
(続く)

※ ブログ引越しを機に、太字拡大にしてみました