2014年12月28日

ほっとけない魔女たち(witches)

ほっておいたらアソコがくさる!
ほっとけない魔女たち」の下半身事情は大変なことになっているようだ…

9月から10月にかけてフジテレビで放映されたこのドラマについて、熱く語ろうか。
あの「花子とアン」ではお隣さん同士だった室井滋と松本明子が、昼ドラでまた共演、という(そこだけ笑?)。
しかも、ふたりは四人姉妹の長女と三女という設定だ。 “四姉妹” は、私個人的には小学生の頃からの憧れの萌え設定である。 おおかた予想されている通り、「若草物語」の影響だ。(その後、思春期には「細雪」に手を出し、うっかり谷崎にハマってしまった、というのは内緒…)
「赤毛のアン」そして「若草物語」と、小学生だった私の二大バイブ(ル)を手に、立て続けに私の弱いツボを責め立ててち○こ…、もといハートを鷲掴(わしづか)みにする室井滋と松本明子、超恐るべし。
とはいえ今回のコレはどちらかというと「若草物語」じゃなくて「枯草物語」のような…
この、妙齢というよりはややお年を召された、否、もはや微魔女(※1)と呼んで差し支えのない方々に萌えるのかどうか、と問われると、はなはだ疑問ではあるが。
 ※1 「美魔女」ではないので注意が必要だ。 ビミョーだから「微魔女」

前フリが全然関係ないのはいつものことだが、魔女(witch)についての話である。

クラクラで魔女といえば、まあアレだ。(ネ)クロマン(サー)だ。(詳しくはコチラ
英語圏での彼女の呼び名は necromancer ではなく witch なのだが、日本語では何故かネクロマンサーとなった。
ネクロマンサー、すなわち死霊魔術師は死体からゾンビやスケルトンを作り出す魔法使いだ。 死体を蘇らせスケルトンを使役する彼女には「黒マン」の名が良く似合うと思う。

そしてついに今日、永らく憧れの存在でしかなかった高嶺の花の彼女が、私の元に跪(ひざまず)き、お口でご奉仕する日がやってきたのだ。
ただし、私の場合、H.R.ギーガーの画集 necronomicon(※2)に汚染されているため、脳裏にイメージされる彼女は、こんな残念な感じになってしまっている…
H.R.Giger 版 ネクロマンサー
いやいやいやいや嫌ー・゜・(ノД`)・゜・ 
こんな怖いひとがお口でご奉仕って orz
あ痛たたた…、下のほうでエイリアンに何かを喰いちぎられたような感じがするのは気のせいだろうかー…
 ※2 ネクロノミコンはクトゥルフ神話体系に属するものです。
   語感が似ていますがネクロマンサーとは関係ありません

できうることなら、理想的にはこんな感じのひとであって欲しいものだ。
 Malgorzata Dudek 版 ネクロマンサー
http://www.malgorzatadudek.com/
とりま、彼女のそういうエッチな所は置いておくとして、実際のところ本当の実力はどうなのか? 早速作って試してみることにする。
たぶんカノジョは繊細ボディで打たれ弱いよね? ジャイウィズに混ぜて、ジャイアントに盾になってもらおう♡

しかしである。 よ、弱ッ! これは本気で弱いぃー (T_T)
ガイコツ軍団が先行している分には良いのだが、先発ジャイ隊がモタモタしている間に自身が突出してしまうと、あっという間に体力を削られていく。
せめてTHまではーと思い、次々とヒールの呪文を逐次投入するハメになった。 
そして結果は…
51%… THにも届かず、この残念な結果である。 び、微妙だ…
やっぱ微魔女なのか? 妙齢というよりは微妙齢、ややお年を召して黒ずんでしまった黒マンさんなのかそうなのかー(T_T)
きっと気難しいお年頃のご婦人だ。 うまくご機嫌を伺いつつ、焦らし気味にゆっくりと挿入しないとソノ気になってくれない、という事らしい。
女性の扱いには、まだまだ修行が必要な私であった。
黒き魔女、指名可なら華でお願い編)

2014年12月26日

彼女が本当に喜ぶクリ♡♡ス攻略法

クリスマス。
世の独身男性にとって一年のうち最も恐ろしい日が、また巡ってきた。
本人が望むとか望まざるにかかわらず、それは誰にも等し並みに訪れる審判の日だ。
モテる者ともたざる者… 神の裁きの鉄槌が容赦なく人々を打ちのめす。
そしてその夜、街にはアテのない男どもの呪詛(じゅそ)の言葉が渦巻き、部屋はドロドロねばねばとした怨念に満ち溢れ、山盛りのティッシュにより世界中のリア充が呪われるという…

そんなクリぼっち(※)のドス黒い気持ちを知ってか知らずか、運営から今年もクリ♡♡ス・プレゼントがやってきた。

そしてクリスマスツリーの周りには、プレゼントボックスがわらわらと生えてくるとのこと。 公式ツイッターによると、プレゼントは最高で5個保持できるという…
問題のクラクラ公式ガセネタ情報
ところがである。 クリスマスが近づくにつれ、5個どころか、ツリー1本につき8つ、9つ… いや、10個を軽く超えるクリプレが出現する村が続出、日本のクラクラ公式の情報の確度の低さが改めて露呈する事態となった。

実際のところ、いくつが最大なのか?
私が確認できた範囲では、ツリー1本につき20個のプレゼントが出現しているのが最大のようだ。(論理的には28が最大?)
これが全部おなじ村内とは(@_@;)
いや、まて、ちょーっと待てw
何この差別待遇の激しさは?
ここまでがっつりプレゼントを貰ってるひとがいるのを目の当たりにすると、振り返って自分の村の貧相さに涙がでてくる… orz
サンタさん… 私、良い子じゃなかったですか?(泣)

(ツリーが最大5本だったんじゃね?編)

※ 最初、新種の焼き栗かなにかと思っていたのは秘密

おまけ: クリスマスの日、ポルノサイトへのアクセスが増える国がある

2014年12月22日

オッサンは残酷な弓を射る

今更ながら、俗に “アロー型” と言われるトラップ配置がマイブームである。
既にクリスタルリーグ入りの達成報酬はゲットしている私ではあるが、楽をしてクリスタルリーグ・チャレンジのトロ上げができると聞いて、一体どこまで通用するものなのか試してみたくなった次第だ。(あわよくばマスター、なんて事にはならないと思うが…)
タウンホール(TH)の周りにはトラップてんこ盛り♡
アロー型配置。一見、タウンホール(TH)外出しと見せかけて、実は周辺にトラップ山盛りの罠配置である。
かつて優子たんが超お気に入りでヤリまくっていたとか、あき介さんがハメ撮り動画をアップしていたり、と存在自体は以前から知ってはいた。 しかし囲碁や将棋で言えばハメ手、所詮(しょせん)は初心者相手に一度しか通じない邪道だろ、と自らは試してはいなかったのであった。 この辺り、碁打ちである私のつまらない矜持(きょうじ)が心理的な壁になっていたのかも知れない…
ところが、やってみるとこれが意外にも釣られる奴ら多数なのである。
それもTH6以下の初心者連中ではなく、TH8, 9なんかの連中がバンバン釣れるという、それ何てコイキング状態だ
1時間放置していたらトロが150上がっていた時には笑いが止まらなかった。ここは良い釣り堀ですね♡
ていうか、こんなにトロ上げ楽ならクリ♡責めの時にやっとけば良かったよ…orz
まさにカモネギ状態
今の私は慢性的なエリクサー不足である。 それに加え、大工をひとり左官屋(壁大工)専任にしているので、ゴールドは貯まり次第すぐドクロ壁に消えていく、という状況もある。
常に金エリがすっからかんの状態であるため、ガチで資源狩りにやってくる連中には0.5秒くらいでスルーされてしまう、という、ある意味鉄壁の貧乏シールド(※)に守られている村だ。
 ※ 狙うべき資源が何もないため、シールドがなくても誰も攻めてこないという究極のシールド
そのため、最近まともに相手をしてくれるのは(壁の外に無防備に晒されている)外出しタウンホールを狙ったシールド職人だけ、というのがずっと続いていた。
(シールド職人の連続訪問記録は、30回連続を数えたあたりで面倒になって止めてしまったくらいだ…)
こんな閑村だからこそ、にわかシールド職人がワラワラとやってきては罠にハマって自爆する、というゴキブリホイホイ状態になったのであろう…

     ←∈

今回の経験から、アロー型配置で効果を発揮するは、おそらく以下のようなポイントを押さえておく必要があるのだろうと考察する。

・1250前後のトロ帯、2000以下のトロ帯

これらのトロ帯には、「勝利は蜜の味」(トロフィー数1250)や「リーグオールスター」(トロフィー数2000)の達成時報酬エメラルドを目当てに、トロフィー獲得に必死になっている連中が多数存在する。
彼らはトロ上げのために狂ったようにマルチ対戦を繰り返しており、半ば思考停止状態だ。 壁の外のタウンホールを見かけると自動的に攻撃を開始してしまうという悲しい性(サガ)が、悲劇を産むことになる…

・資源が空っぽに限る
金エリ、ダークエリクサーを大量に貯め込んでいると、資源目当てのガチ攻めに会いやすい。 アロー型配置では村内のトラップはあらかたタウンホール周辺に固まっているので、逆に資源周辺は守備が手薄になっている。 その事を知っている経験豊富なハンター達にとっては、村は資源狩りの格好のターゲットになってしまうのだ。
したがって、(今の私の村がまさにそうであるが)資源狩り目的の輩(やから)にはガン無視される、というのが非常に重要だ。 餌に喰いつくのはトロフィー目当てのシールド職人のみ、という状態でこそ、カモはネギを背負ってやってくるのだ。
経験を積んだシールド職人はすばやくアロー型の罠を見抜いてスルーする。 しかしそれで問題ない。 獲物が餌に喰いつくまで、シールドなしの状態で心静かに放置する。 これが釣りの極意である。

・金山ポンプMAXで修繕費に苦労しない
アロー型はTH周辺にトラップ山盛りの配置のため、すべてのトラップが破壊されると、修繕には5万~10万からのゴールドが必要になる。(私の場合)
先に述べた通り、金庫が空っぽのほうが効果的とはいえ、修繕費用も捻出できないようだとサスティナブルな運用に困るので、定期的にマルチ対戦で資源狩りをして金エリを補充する必要がでてくる。
理想を言えば、放っておいても修繕費ぐらいは自前の金山で何とか賄(まかな)えるようになると、運用が非常に楽になる。 (たまにインしてトラップを修理するくらいで、後は放置でおっけーよ♪)

・定期的にインして村をチェック

立て続けに子ガモが列をなしてやってくると、2回目以降は前の攻撃により一部のトラップが解除されていたりするので、何度目かの攻撃のうちにはいずれタウンホール陥落となる。 ようやくシールド職人仕事した、って感じだ。
また、アーチャークイーンはやや射程距離が長いため、壁を迂回しなくてもTHにリーチする。 高レベルのアーチャークイーンならほぼひとりでタウンホールを攻略可能だ。
という訳で、遅かれ早かれどこかでタウンホールは陥落、シールドが張られる事になる。
そして、シールドを張られてしまえばそれから12時間は釣りは “なし” だ。
定期的にインして村の状態をチェック、もしシールドが張られていればそれを破っておくのが肝要だ。 (インして膜を破る、これぞ男のロマン♥)
ずっとインしないでいると、それはただの放置村になってしまい、放置狩りの格好の餌食になってしまうしね…
シールド破りついでにマルチ対戦で資源をがっつり稼いで来て、稼いだお金でトラップを全部修繕、稼いだエリで兵を補充すれば、さらに良いサイクルで運用ができるだろう (^ω^)

     ∋→

そして、かつてあれほど苦労して目指したはずのクリ♡に、わずか一日で到達してしまった今回の私であった。 しかも寝ている間に… (While You Were Sleeping)
(カノジョが寝ている間にクリ攻略、これもまた男のロマン♥)

2000以上のトロ帯では、さすがにアロー型に釣られるカモはほとんどいないのではないか、と思っていたのだが、まだまだダボハゼは多い模様。 どこまでこの釣りが続くのか、しばらくはチャレンジが続く(カモ知れない)。
(クリは蜜の味 編)

追記: クリ♡ II まではアロー型で上がりますた。 本気のガチ責めキタ━(゚∀゚)━!

2015/4/6 再追記:
マスター♡♡♡ III までアロー型で逝きマスター (@_@;) マジかー!

2014年12月19日

ババアチャ夫婦善哉(めをとぜんざい)

アダサク 著「ババアチャ夫婦善哉」
これは、バーバリアンキングの “ババ吉” と、アーチャークイーンの “ァ蝶子(ァチョコ)” のダメ過ぎる恋の物語である。
時は大正。 大阪の片隅で貧しい天麩羅(てんぷら)屋の娘として生まれたァ蝶子。 天性の陽気な性格から曾根崎新地の売れっ子ヤトナ芸者(今でいうコンパニオン)となる。
しかし、化粧品問屋の若旦那ババ吉と出会い、妻も子もあるこの甲斐性なし浮気男と図らずも不倫の恋に落ちたことから彼女の転落人生が始まった…

いや、なんか違った。
クラクラ世界でのババ吉は、長いこと恋人らしい恋人もなく、ひとり寂しく独身生活を続けていたのであった。 長いながーいTH8の時代を経て、やがてTH9となり、苦節四ヶ月、齢(よわい)10歳にしてついに彼にも桃の花咲く春が訪れた。
アーチャークイーン、ァ蝶子を娶(めと)ったのである。
なんと9歳も年下の幼妻(おさなづま)だ。 ババ吉のロリコン性癖が露見した一件でもあった。

ァ蝶子は生まれながらにしてクイーンだ。 断じて可憐なプリンセスなどではなく “女王様” である。
そのせいか、イラストを見ても妙に貫禄がある。 というか(言ってしまうと)相当に太めちゃんだ…
どれくらい肥えておられるのかというと、こんな重量級の女王様がピンヒールを履いて男をゲシゲシと踏んづけたりしたら、痛いのを通り越して流血の大惨事になるのではないかと懸念されるレベル。 ていうか、その前にヒールが折れそう…
一体何を喰って育つとここまで肥えられるのか、やはり喰い
道楽の街で欲望の赴くまま好き放題に生きてきたためだろうか。(運営の設定によると、DEを浴びるように飲み続けるとこうなるらしい…)

そして、そんなァ蝶子を妻に迎えたババ吉はというと、気付くと部屋でぐぅたら寝ている。 しかも年のせいかやたらと睡眠時間が長い。
この辺はオダサク著の原作に忠実に、相当にダメ男なのは間違いない。
連れ合いのァ蝶子には是非(原作同様)ババ吉がぐぅたらしている間にガンガン稼いてきて欲しいところだ。

さて、ようやく長い惰眠から目覚めたババ吉、早速(さっそく)ァ蝶子を伴い、夜の戎橋(えびすばし)筋に夫婦揃って出撃である。
かに道楽はすっとばしてお得意のB級グルメで軽く決め、最後はふたりでV♥フィニッシュ、と思いきや…

あとちょっとなのにイかせられない… 詰めが甘すぎるババ吉
得意の鉄拳(アイアンフィスト)を振りかざし威勢だけは良いものの、肝心のアレはわずか10秒で力尽き、激しすぎる集中砲火の前にあっと言う間にピヨってしまったババ吉である… orz
49% ― 残りわずか1%を責めきれないまま敗退という、あまりにも残念すぐる二人の “初めての共同作業” となった。
惚れ抜いて添い遂げた男とはいえ、あえなく撃沈したダメすぎるババ吉に思うところもあったのだろうか…

ふたりの新婚初夜♡の現場に潜入激写 
ふたりの初めての同衾(どうきん)の夜。 戦い終えて疲れきったババ吉にいきなりクルリと背中を向け、爆睡するァ蝶子であった。

寂し涙に枕を濡らすババ吉…
翌朝、欲求不満のあまり夢精し、パンツまで濡らしてしまったババ吉が詠んだ、性春の一句はこちら:

   朝立ちや 蝶を夢むは 栗の花

春はまだ遠い、フィニッシュできない漢(おとこ)ババ吉の年の瀬である。

2014年11月29日

壁とドクロの日々 (Days of Wall and Skulls)

監督: ブレイク・エドワーズ
主演: ジャック・レモン、リー・レミック

1962年アメリカ映画。 徐々に壁に溺れていくカップルの悲惨な末路を淡々と描く

あらすじ(※)(ネタバレ注意)

俺の名前はジョー・アサダ。
日本風に「朝だじょー」と呼ばれる事もあるが、間抜けっぽいので「朝だっち」あるいは単に「だっち」と呼ばれるのが好みだ。
サンフランシスコで左官屋をやっている… いや、やっていた、だな。
壁塗り専門の大工 ― いわゆる壁大工ってやつだ。

俺のクラクラ人生を振り返ってみると、そこにはいつも壁があった。
俺の中では、壁塗りはいつでもありふれた日常の一部だったんだ。 ちょっと時間を見つけては壁を塗る。 少し浮いた金ができれば壁を塗る。 物心ついた頃からずっとそんな感じだ。
クラスの憧れの女の子をデートに誘って、ドキドキしながら初めて彼女の壁をぴんく色に染めた日は、急に自分が大人になったような気がして、周りのクラスメート共がガキに見えたもんだ。
だが、決してそれにハマっていた訳じゃねぇ。 壁塗り作業には「終わり」がねぇのはわかってる。 限度を超えて塗り続ければいつか身体を壊すってのも、わかっちゃいたからな。
俺のそれは、節度のある壁塗りだったはずなんだ…

だがあの日、パーティーであの女に出会った瞬間から、何かが狂い始めた。

女の名前はカースティン。 ひと目で惚れてしまった、美しい女だ。 取引先のでかい会社で秘書をやっているらしい。 最初は商売女だと勘違いしちまって、怒らせちまったんだけどな…
うまく仲直りした後、もちろん口説いたさ。 気は強いが、気立てのいい、イカす女だ。
やがて俺たちは付き合い始め、結婚もした。 娘も生まれて幸せだったんだよ。 最初は…

あいつは元々、壁は塗らない女だったんだ。 きっかけは分かってる。 あの日俺が、軽い気持ちで彼女に壁塗りを勧めちまったんだ。

Alexander ― 通称 “ドクロ壁” って呼ばれている。 軽くて塗りやすい壁だ。
非力な女の細腕でもサクサク塗れるんだが、実際にはキョーレツな壁でな、後からガツンと来る。 ナンパの時の女殺しのアレだ。
これにハマって、あいつは壁塗りの楽しさに目覚めちまった…
それからのあいつは、もう泥沼だ。 来る日もくる日も、毎日壁浸りでな。 壁を塗ってない時はねぇ、ってくらい、浴びせるように壁を塗ってるんだ。
壁に取り憑かれている、って言っていい。 誰がどう見ても文句なしの、完璧な壁塗り中毒者だ。
俺は俺で、仕事を口実に夜遅くまで壁を塗りたくって、フラフラになって家に帰る毎日だ。 あいつが壁に溺れていったのは俺が放っておいたせいで、寂しかったのかも知れないな。

そうこうしているうちに、今度は俺が TH9アプグレに手を出しちまった。 アップグレードが終わるまでは他にやることもなく、手持ち無沙汰なのがまたマズかった。
もうね、有り金全部ドクロ壁につぎ込んでたよ。 ドクロ壁はひときわ値段が高ぇんだ、一枚50万ゴールドもする。
ちょっと稼いでは壁を塗り、金が無くなって、金欲しさに仕方なく仕事する。 それの繰り返しだ…

まさに、髑髏(どくろ)
地獄だった…  ふたりしてドクロ壁を塗りまくっていたよ。
もう訳がわかんなくなっちまって、家に火ぃつけるわ、仕事はクビになるわで、生活も立ち行かなくなった。 もう、ふたりで落ちるところまで落ちた、って感じだ。
しまいには、親戚に融通してもらった新しい仕事場でも暴れまくって、俺は壁断ちのための矯正施設送りになっちまった…
俺はこんな人生を夢見てた訳じゃねぇ。 壁塗りからは足を洗って、養豚業とか、まっとうな道を歩みたい…
施設を囲んでいる高い壁を見上げながら、そう決意したよ。

    壁|ω・`)

壁の呪縛から解放された俺がようやく施設を出てみれば、あいつは他の男とどこかへトンズラしちまっていた…
だけど、一度は愛した女だ。 それに母親の愛情を知らない、まだ小さな娘のことも不憫(ふびん)でな。
あいつが今は他所(よそ)のクランにいるらしいって話を聞きつけて、迎えに行ってみたんだ。
だが、あいつは自分が “カベ中” だってことに未だ気づいてない。 「壁塗りたのすぃーし、良いんじゃね?」って思っている。
高い高い壁があたたかい太陽の光を遮(さえぎ)っている ― そう、あいつは今、雪と氷に閉ざされ、陽の光の差さない冬の世界を彷徨(さまよ)っているに違いない。 
俺は、この壁を打ち壊し、なんとかあいつにも立ち直って欲しいと切に願っていた… 1984年にマッキントッシュが誕生したように、1989年にベルリンに春が来たように。
壁の呪縛から解放されて、ふたたび陽のあたる世界に戻って欲しいんだ。

俺の言葉が、気持ちが、あいつの心に伝わったのか。 それはわからない。
物語はここで終わるのか、これから始まるのか、壁は黙してなにも語らない。
禍々しい髑髏(どくろ)を高きに戴き、いまや漆黒の鈍い光を放つ壁は、“しん” と冷たくただそこに聳(そび)え立つだけだ…
(BGMはこれにしますた: Bill Evans - Days of Wine and Roses)


壁はあらゆるものを押し流してしまう!
希望も職も… そして絶ちがたい二人の愛情のきずなまでも ―
※ 「壁を塗る」を「酒を飲む」に置き換えれば、ちゃんと「酒とバラの日々」のあらすじになります。 たぶん… (^^;

2014年11月19日

メス豚最強伝説が始まった

ブヒっ、ブヒブヒブヒーーーーん

“しん” とした、息も白く凍りつくような冷たい空気をするどく切り裂き、戦場の荒野を遠吠えが響き渡る。
嵐を呼び、狩りの始まりを告げる咆哮(ほうこう)だ。 しかし狼ではない。
晩秋の凍(こご)える風が吹き荒ぶその夜、月のない漆黒の闇空にひとつ、桃色の妖星が明るく輝いた。

敵は中国大陸の雄、波波的温聲小屋(あったかいんだからぁ~♪)の王熙小狗(おうきしょうく)、三國志に出てくる武将の手下みたいな名前であるが、私は無学非才にして不明である。
ともあれその夜、誰もが恐れをなし近づこうともしなかったこの敵の巨漢を、丸々と太ったピンク色のヨークシャー豚に跨(またが)り、わずか二分で蹂躙した豪の者が現れたのだ。
しかも女性である…
メス豚二歳、クラン対戦初勝利
その女は、“あずちゃん” と名乗った。 うら若き彼女の使い豚は未だ齢(よわい)二つを数えたばかり。 しかし凄腕豚使い師の片鱗は、すでに手のひらでは隠しきれないほどに大きく育っていた。(しかもふたつ)
女だてらに上半身半裸で、戦場を縦横無尽に疾駆するその姿に、すべての敵が刮目(かつもく)していた。 いや、敵だけではない。 敵味方を問わず、男どもの視線はその巨乳に釘付けだ。
(付け加えるならば、この勝利は決してオッパイによりもたらされたものではない、と言っておこう…)
“ぶっとい” ハンマーを自在に操るそのエロい手つきは、手練(てだれ)の男殺しと見受けられる。
あずちゃん想像図(胸モザイクバージョン) http://www.nickkellerart.com/
豚使いには不遇の時代である。
Supercellの陰謀による巨大爆弾のダメージ補正アプグレにより、ホグライダーはもはや過去の栄光と思われていた。
バネにぶっ飛ばされ、巨大爆弾に木っ端微塵(みじん)にされ、格下相手にさえ星ゼロで惨敗する、と散々な目に会い続けているホグライダーだ。 誰もが「ホグはもはや焼豚(チャーシュー)同然」と目していたこの冬の刻(とき)、彼女がもたらした大勝利は豚を愛する人々の心に射(さ)した一筋の、しかし眩いばかりに輝く光明(こうみょう)であった。
彼女が指し示した勝利への道筋は、野ブタに秘められた恐るべき破壊力は今もまだ健在なのだと、人々にその可能性を信じさせるに充分なものだったのだ。

     ≧ (oo) ≦

そして迎えた次のクラン戦…。 強敵、東ボルネオ島の養豚ファームEASTBORNEOとの死闘により、その可能性はゆるぎのない確信へと変貌を遂げる。
EASTBORNEO ― イスラム教徒でありながら禁忌の豚をせっせと育てている、この恐るべき背信教団は、上から下までほぼ全員がホグラッシュで攻めてくる、という実に豚(㌧)でもない豚使い集団だったのだ。
滅多なことでは全壊を喰らわなかった味方上位村が、次々と敵の豚どもに踏み散らされ、なす術(すべ)もなく屈服していく…
そして敗戦。
一敗地に、否、豚の排泄物の汚泥に塗(まみ)れる、屈辱的な大敗であった。

豚ラッシュに、ここまでヤられるのか…
この敗戦がクランに与えた衝撃は大きかった。
歴史的にドララッシュが攻めの中心であった旅人の戦場は、この敗戦を機に大きく舵を切り、ホグラッシュ、ホグドラ、GoWiPeなど、様々な戦術を模索し始める。
まさに歴史が大きくうねり動いたこの時代、この渦巻く転換点の中心に、そびえ立つ巨大な二つのオッパイがあったのだ…

オッパイは好きですか? はい!

(ありがとうございました、結果は追ってお知らせします…編)

2014年11月17日

金一封のおもひで

どのクランも大抵、ウォールブレイカー(WB)やゴブリンなどを援軍として送付するのを禁止している場合が多い。
これらのユニットが冷遇され、禁止されているのにはそれなりに理由があるのだが、ゲームを始めたばかりの頃は、何故それが禁止されているのか分からない場合も多いだろう。 それでうっかり禁止兵種を援軍に送ってしまって顰蹙(ひんしゅく)を買うことになる…

攻撃用途としてイマイチ使えない場合
例えば、ウォールブレイカー(WB)などがこのケースの代表だ。
WBは(特にレベルが高くなると)一撃で壁(処女膜)を破り、敵村(膣内)の奥深くに突入するのに非常に役立つユニットである。(無駄にエロく説明すると、かえって分かり難いなこれ orz )
ただし確実に壁を壊すためには迫撃砲やウィザードタワーの間隙をつき、適切な位置、投入数でタイミング良く投入する事が重要だ。
クラン城からの援軍の出撃は、数やタイミングをコントロールし難い。 このため、WBは攻撃用途の援軍としては非常に使いにくい事になる。

特にリクエストに指定がない場合は、特殊用途でしか使えないWBやヒーラー、ゴブリンなどは汎用性が低く、援軍としては歓迎されない場合が多い。
もちろん、リクエストを出す本人が指定している場合は話は別で、攻撃のためにどうしても欲しがっているひとがいれば、どんどん援軍を送れば良い(^^)

守備用途として使えない場合
クラン城の援軍は、攻撃の際に連れて行くだけのものではない。 あなたが寝ている間(While You Were Sleeping)、オフライン時に敵から攻められた時には防衛軍としても大活躍してくれる。
ウィザードなどの範囲攻撃を行うユニットが防衛用の援軍として居た場合、敵はその対応に非常に苦労することになるため、ゲームをしばらく遊ばない時には是非とも用意しておきたい所だ。
ただし注意点もある。
敵がバルーンやドラゴンなどの空中ユニットで攻めてきた場合、地上攻撃しかできない防衛用援軍は出撃しないのだ。
ゴブリンなどは地上攻撃のみで敵の空軍に対応できない上に、そもそもめちゃくちゃ弱いため、防衛用途には徹底的に向いていない事になる。

     $$$

前置きが長くなった。 金一封の想い出である。
こんなチャラい私ではあるが、かつて何の間違いか社長賞なるものを頂いたことがある。 金一封の中身は10万円だ(ヒェー)
「こんな大層な賞を頂いたのも部署の皆さんの暖かい支援のおかげです、ありがとー。 今日は私の奢(おご)り! 飲んで飲んでー」
同じ課のみなで飲み屋に繰り出し、結果大赤字だった、という… orz

いや、違ったw
かつてこのクランには「金一封」という伝説の豪の者がいた。名前の通りゴールド大好きな彼は、徹底してゴブリンしか作らない漢(おとこ)であった。
タウンホールのレベルが低いうちは、ゴブリン・ラッシュは確かに資源狩りの有効な戦術のひとつではある。 彼はしかし、“徹底的” であった。
マルチ対戦だろうとクラン対戦だろうと攻めるときはいつも100%ゴブリンという、ある意味すがすがしいまでにブレない、男気のあるヤツなのだ。(ただし、クラン対戦では滅多なことでは勝てなかった、という事は、念のため言い添えておく必要があるだろう)

ラボでの研究も真っ先にゴブリン。 アーミーキャンプも当然のように常にゴブリンしかいないので、必然的に送る援軍もいつもゴブリンである。 あの不細工過ぎる残念キャラも、ここまで一途に愛されば本望というものだ。
しかし一本気の彼も、クランでは他人に援軍を送るたびに顰蹙(ひんしゅく)を買い、罵声を浴び続け、ついには(他人に送る分として)ちょびっとだけアチャ子にお手付きしてしまった。(おっぱいに負けたのかも知れない)
浮気は男の甲斐性、彼も一皮むけて大人になったという事なのだろう…

あまりに面白すぐるそのキャラクターのため、数週間に渡りキックもされずにクランに居座り続けた彼であったが、最後は学校の試験の成績が思わしくないためか、タブレットを親に取り上げられクランから消えていった… 無念の散花であった。


金一封 近影 (タブレットを取り上げられ卑屈な目で)

今、彼はどうしているのか…
TH10 とかになって Lv.6 ゴブリン240体で真っ向勝負を続けているのだろうか。
どこかで再会したいひとのひとりではある。
(金は天下の回りもの編

2014年11月14日

クレクレの蹴りたい背中

このところしばらく、戦場にいる私だ。

ここは出入り自由で気ままなクランという事もあり、最近は欠員を埋めるため定期的に新兵補充が行われている。

旅人の戦場は、他の所謂(いわゆる)ガチムチクランと比べれば、ゲームを始めたばかりの新兵には比較的優しいクランではある。  だがそれでも、いつまでたっても成長が見られない “使えない” 兵士は問答無用でバッサリ切り捨てる、そういう非情さは相変わらずだ。

長く観察していると、消えゆく新兵たち ― クランに存在を赦(ゆる)されざる者たちには幾つかのパターンがあるようだ:


1. クレクレ厨
説明不要と思われるが、援軍をひたすら貰うだけで自分からは全然送らないひと。

リクエスト時の特徴的な口癖は「つよいのください」だ。
戦場のクランルールでは、援軍を送る数と受け取る数の比率、送受比の目安を1:5としている。「50ユニット分貰ったら10ユニットは他のメンバーに送ってね」という意味で、これは送受比を設定している他のクランと比較しても相当にユルい数字だ。

クランに入るのもまったく始めて、というような新人さんの場合、自分のユニットのレベルが低いためビビってなかなか他のひとに送れないという事もあるかもしれない。 しかし、クラン対戦の時以外の平時の援軍支援は低レベルでもOKとしている以上、一定期間が過ぎても送受比が守れないようだとクレクレタコラ(※)認定も止むをえまい。
 ※ 何でも欲しがる、このシュール過ぎるキャラクターを知っているひとは相当の特撮マニアだ

「アッー! ソレが欲しかったの〜♥」
子供向けとは思えない展開に悶(もだ)える “クレクレタコラ”
バックで激しく責め立てているのはパートナーの “チョンボ”
2. 早あげクン
ラボでのユニット研究や軍事
施設のアプグレなどを差し置いて、タウンホール(TH)のレベルだけをどんどん上げていく人を指す。 中華部落(クラン)で見かけたら、そいつは「からあげクン」だ。
THの早上げそれ自体は、ひとりでゲームをしている分には一概に悪いことでもない(本人の自由だし)のだが、クラン対戦においてはやや事情が異なる。 クラン対戦で相手をマッチングする際に(おそらく)もっとも大きな重み付けをされている要素がTHレベルだからだ。(追記: これは私の勘違いでした… 詳しくはこちらのリンク
早あげクンが対戦メンバーにいると、マッチングされる敵クランはそれに合わせて強くなる。 一方で、戦力や施設が不十分な早あげクンは対戦でロクな戦果が出せないため、全体の足を引っ張ることになる。(往々にして研究が不十分でユニットのレベルが低い、防衛設備が貧弱なため格下相手にボコられて星三つを献上など)

業を煮やした戦場のリーダーは、クラン説明文に「早上厳禁!」という中学校の廊下に貼り出してありそうな四文字標語を書き入れた。 新規に入ってきたメンバーも、村の各施設とプロフィールをみて早あげクンと判断されれば即時にキックされるという厳しさだ。(ガチクラン怖ぇ…)


3. カミカゼ特攻隊
・援軍処理ができない

・罠探索/解除のための斥候(せっこう)を出さない
・ユニットまとめて一点出し
などの特徴を持つ、攻めが徹底的に下手くそなタイプ。
クラン対戦では、敵のクラン城には(たいていの場合は)クラン上位のメンバーがハイレベルで強力な援軍を仕込んでいる。 範囲攻撃を行うウィザードやバルキリー、ドラゴンなどが仕込まれていたりするので厄介だ。
このため、敵の援軍を先に誘い出し、適切に処理しておかないと痛い目に遭う。
相手の援軍に反撃しないジャイアントやバルーン、ホグライダーなどは特に注意が必要だ。 適切な援軍処理もなしに、これらのユニットをまとめて一点出ししたりすれば、範囲攻撃のタコ殴りに遭い、あっという間に全滅する羽目になる。
何度言われてもこういった事を学習できず、毎度毎度返り討ちにあい続けている残念なメンバーというのが稀にいて、ガチクランでは冷や飯を喰うことになるのだ…

4. コミュ障
クラチャで会話が成立しない、問題点などを指摘されてもひとの話を全然聞いてない、といった、主に言語コミュニケーションに問題がありキックされるタイプ。
特に多いのは、兵種指定がない場合に送付が禁止されている、禁止ユニットをバンバン送って皆の顰蹙(ひんしゅく)を買うヤツだ。
この場合、そもそもクラン説明文にも禁止は明記されているのに、それを読んでいないっぽい(あるいは読んで意味が分からなくても質問もしない)所からして、コミュニケーション能力に不安を覚える訳だが。
クラチャで指摘されても謝罪なしでバックレ、というようなひとは、結局は同じことを二度、三度と繰り返し、そのうちに堪忍袋の緒が切れた誰かにより蹴り出される事になる。


5. 基地外
やたら攻撃的でケンカを吹っかけてくる、ひたすらクラチャに意味不明の文言を書き連ね続ける、などの風雲児(荒らしを呼ぶ男)がこれだ。 ある意味コミュ障とは真逆の方々である。
罵詈雑言の数々やセクハラ発言、他人に悪態(ばか、氏ねなど)を繰り返すが、大抵の場合は非常に判りやすく頭がおかしいので、荒らし認定されれば即刻キックされる (^^)
同情の余地はあまりなく、問答無用でキックされてもやむを得ない所だ。
が、セクハラ発言については(ふと我が身を省みると)あまり偉そうなことは言えない。 他山の石としたい所存だ…

4. 5. あたりのKYな方々は、
旅人の戦場に限らず(おそらく)どのクランでも長続きしないのではないかと思われる。
しかし稀に、こういう他ではやっていけないようなエキセントリックな方々だけが吹きだまりのように集まったクランもあったりする。 類は友を呼ぶ、とでも言おうか。 
私も過去にうっかりそういったクランに迷い込んでしまったことがあるが、数時間と居れない凄まじさであった。 クラクラが別のゲームになったかと思ったものだ。(頭がクラクラ)

クラン対戦(大戦)が実装されて早、半年以上が過ぎた。
時間(とき)とともに、戦を好むクラン対戦メインのクランと、そうでないまったりクランとに二極化していく流れは、止められない自然の摂理なのかも知れない。
(モンロのことも忘れないでね? うっふん 編)

2014年11月9日

(秘) 旅人の農場立ち上げプラン (Stranger than Plantation)

 Take my hand
 I'm a stranger in plantation
 All lost in a wonderland
 A stranger in plantation  

 お願い、手を握って?
 あたしは農園でひとりぼっち
 このすてきな世界のなかで何もかも失って
 ひとりぼっちなの (訳: アサダ)

これは “Stranger in Paradise” からの有名な一節だ。 楽園じゃなくて農園に書き換えちゃってるが…

 農耕民族の楽園(あるいは農園)はいかにあるべきか

この命題に対する回答を永(なが)らく探し続けてきた私だが、今一筋の光明を見出したような気がしている。
そのアイデアについて、ここに覚書としてまとめて記しておきたい。

2014年10月22日、見た目の派手なハロウィン・キャンペーンのため影が薄い印象だが、もうひとつ、非常に重要なアップデートがリリースされた。 クラン対戦のボーナス報酬の増額だ。
勝利ボーナスが最低でも20%以上引き上げられた上、引き分け、敗戦時にもらえる金額も増えた。
公式には語られていないが、アップデート後のクラン対戦のボーナス報酬は次のようになっている:
  • 勝利 ― ボーナス報酬が100%もらえる
  • 引分 ― ボーナス報酬は勝利時の40%
  • 敗戦 ― ボーナス報酬は勝利時の30%
ここで刮目(かつもく)すべきポイントは「負けても30%もらえる」という所である。
これは以前の敗戦時報酬(10%)から比べるとびっくりするくらいの引き上げっぷりだ。
農耕民族にとってこれが何を意味するのか?
「農耕してるけど対戦は常時参加、ガチでは戦わない」という新たな道が開けたのだ。
説明しよう。

クランA: 常時対戦するも連戦連敗
切れ目なく常時対戦を行うクランは週に3.5回のクラン対戦が行える。一回の対戦でのボーナスを100とすれば、クラン対戦に全部負けてしまったとしても

 100×0.3×3.5=105

のボーナス報酬を手にすることができるのだ。

クランB: 週二回ガチ対戦、勝ち組クラン
一方、週に2回ガチ対戦を行うクランがあったとする。 何しろガチ対戦だ。 負けることもあるだろう。 勝率5割とすると、得られるボーナス報酬は

 100×1.0+100×0.3=130

得られるボーナス報酬はA、B間で大差ないことになってしまう。

しかもである。
クラン対戦に全部負けてもかまわない前提であれば、毎回の対戦の攻撃は完全に報酬目当てで、ババアチャ攻めで星ひとつ狙いで充分だ。 星を三つ獲得することが求められるガチクランでの攻撃に比べ、より格上でボーナス報酬の多い村を狙うことが可能になる。
クラン対戦は勝たなくて良いのだから攻める村が重複しても問題ない。 相手クランの一番攻めやすそうな村を皆で寄って集(たか)って星ひとつ頂いてもかまわない訳だ。
敵のトップ村がタウンホール(TH)を壁の外に出していたりすればお祭りの始まりだ。 全員でヒャッホゥと言いながら、アチャ×5などでTHだけを落としてくれば良い(^^)
最初から負けると諦めていれば防衛用の援軍をガッツリ入れる必要もない。 空っぽなのが気になるなら、お安いアーチャーやゴブリンを全部の村で埋めておけばOKだ。
と、このように、最初から勝つことを諦めている負け組クランAは、ガチ対戦クランBに比べれば何からなにまで桁違いのローコストで済み、対戦に毎回参加する負担はすごく少なくて良いのだ。
一方ガチクランBは、クラン対戦に連敗したり、高コストでガチ攻めをして星ゼロなどの回があれば、おそらく収支決算は簡単に赤字転落してしまうだろう。


 結論: 負けて勝つ!

最初から負け組を標榜する連戦クランAは、ガチクランBと大差ないボーナス報酬をお気軽に手にすることができる

クラン対戦は最初から負けても無問題、超お気楽極楽クラン。
参加したひとは得をする。 参加しなくてもお咎めなし。
達成項目めあてでひたすら対戦の星三つを稼ぎまくっても良い。
決まった対戦相手がとんでもなく格下で、コリャ勝てる!となれば、たまにはクラン一丸となって本気で対戦しても良い。
おまけ要素としては、負けても良いのであるから対戦用の村は思い切りはっちゃけたネタ村にしてしまう事もできる。
マジカルおっぱいがそびえ立つ下ネタ村の例
(モザイクなし希望の場合は個人的にご連絡ください)
これこそが農民たちの希望の星、夢の楽園プランの全貌である。 
私が現在属している「旅人の戦場@2ch」は、元は対戦派/農耕派の共存を目指して「旅人の酒場@2ch」と併せて立ち上げられた。 その後クラン乗っ取り騒ぎで、今はひとつのクランで運営している。
長期で戦線離脱したり農耕に集中したい時、避難所になるファーミング姉妹クランがあってもいい。
まだ対戦に慣れていない新人の練習と教育の場にもなるだろう。


旧ソビエト連邦の実験農場コルホーズは、夢の楽園農場を目指したものの凄惨な運営の果てに地獄と化し、破綻した。
「旅人の農場」はどうなのだろう。 いつの日かこの夢プランが実現するときが来るのであろうか…
(失楽園て不倫のなれの果てだから、楽園=不倫でおけ?編)

2014年10月30日

出た! なんか白いの! ぴゅっと出た!

スケルトントラップ!
  • 短命ながらも小数のスケルトン部隊が、のこのこやってきた敵に奇襲をかけかく乱します!
  • 放出されるスケルトンの数は、スケルトントラップのレベルに依存します。
  • 地上ユニットと飛行ユニットのいずれかを攻撃対象として設定できます。


ハロウィン・アップデートで、未だ(ネ)クロマン(サー)が使えない私にもお手軽に「白いの♡ぴゅっ」が楽しめる、素敵なトラップが実装された。

(何を言っているのかよく分からない、という場合は「スケルトン」という単語を「スペルマ」という単語に置き換えてみるとよくわかるはずだ ^^)

まだ色々と試行錯誤中だが、しばらく使ってみての感想を書いてみよう (^^)

普通の援軍と同じでこの白いアレは、一度ぴゅっと放出されたら最後、(獲物を求めて)遥か遠くまでイってくれるのが魅力だ。 相手を妊娠させるまで頑張っちゃう凄いヤツ。
別の愉しみ方としては、どこまで飛ばせるのか互いに飛距離を競うという、男にしかわからない変な遊びもできるだろう(爆)

攻撃対象を「地上」または「空中」に変更でき、かつ、クラン対戦用の村とマルチ村で別々の設定が可能なので、設置場所と対象はそれぞれで使い分けるのが良いと思われる。

マルチ対戦用村:
ターゲットを「対地」にして、ババアチャやジャイアント対策のため、比較的外周寄りに設定。
資源狩りで襲撃されそうなウィークポイントを中心に配置しておき、被害の低減と壁内突入防御の助けとする。


クラン対戦用村:
私の場合TH8で、星をがっつり取られるのは未だドララッシュ(やバルドラ)が多いので、ターゲットを「対空」にして、対空砲のそばに設置。
敵が対空砲をつぶしに来る手前でのドラゴンの足止め&方向転換(ドラが中心に向かわず外周に流れるように)を狙う(^^)

などを現在お試し中だ。
ハロウィンが終わった後も残る機能らしいので、まだまだ飛びそうなスペルマさんである 。
(白い恋人たちが飛んできたよ編)

2014年10月22日

“B” はババァチャの “B”

私は、旅人の戦場に帰ってきた。

戻った理由は様々ある。 といえばカッコ良いが、実はひとつだ。(しかもかなりカッコ悪い)

ぱ○ぱ○の人気アイドルたちが(なぜか)こぞって、この旅人の戦場に遊びにきているからだ orz
取り残された私は、女の子の尻を追いかけて、釣られてふらふらとやって来たクマーという訳だ。 まあ良く言ってもせいぜいアイドルの追っかけ、ぶっちゃけて言えばただのキモヲタだ。(前田敦子と握手するためにCDをウン百枚買いました~、っていうレベルだろうか… ァ痛たたたた… >_<)

彼女たちは、何を求めてクランを移りゆくのだろうか…
AKB48に卒業しないメンバーはいない。 歳を重ねた彼女たちは皆、いつの日か必ず卒業の時を迎え、どこか別の新天地を求めて旅立つのだ。 四半世紀の後、AKB の “B” がババァの “B” にならない限りは…
( ´-`).。oO(AKB48歳。う~ん、年上スキーな向きには堪らないなこりゃ)
そして、ぱ○ぱ○のアイドルたちもまたそれぞれに、新たな道を歩き始めたようだ。
あるものは新規クランを旗揚げし、あるものはこの戦場に居を定め、またあるものは旧クランへと里帰りし、という風に…
彼女たちにとって、この戦場はひとつの通過点に過ぎないのかもしれない。 次のステップを模索するための、踏み台としての。

私はどうだろう。 旅人の戦場は私のホームグラウンドになるのだろうか?

理由その1:
元々は全員がTH7以下の初心者向けのクランからスタートしたはずのこのクランも、いつのまにか月日を経て今や、TH8, 9 が主力の立派なガチムチクランだ。
初心者クラン時代は途中1敗をはさんで29勝。 旅人の酒場を立ち上げて3~4勝。 そしてこの戦場でも早、40勝を超えた。 クラン対戦が実装されてこのかた、このメンバーで合計すれば70勝以上もしていることになる。
週に二回の対戦ペースでこんなにも勝っている、勝ち続けているクランはそう多くはない。

理由その2:
更に言えば、このクランは出入りは自由な上、農耕も可能なユルさと懐の深さも持ち合わせている。 農耕希望者は開戦前に一度クランを離れ、開戦後にまた戻ってきて農耕に勤しむという仕組みだ。 戦国時代の半農半兵から一歩進んだ兵農分離政策みたいなもんだろうか…
クラン対戦に力を入れながら農民にも優しいクランというのもまた、そう多くはない。

理由その3:
そして今、(私にとって最も重要なことに)このクランのルールに悲願の「下ネタOK良識を守りましょう♪」の一文が追加された。(いえ、実は私がサブリーダーになったので、これ幸いと勝手に説明文に追加しちゃったんですけどね)
That's one small step for mankind, one giant leap for asadatchi.
これは人類にとっては小さな一歩にすぎない、だが私(の毎朝の元気)にとっては大きなおおきな一歩(跳躍)なのである。(良識を守りましょう、という所がビミョーながらも)
下ネタが一応ながらも許されるクラン、これもまた、そう多くはない、ような気がする…

こうして色々と考えてみると、少なくともしばらくの間この戦場に留まり、英気を養うというのは、悪くない選択に思える。
漂流する宇宙船がどこにたどり着くのか、先は見えない。 月面なのか、火星か、金星か。 それとも、燃え盛り光輝く、太陽の只中か。
それは、決して、不安とか恐怖とか、泣きたくなるような未来ではない。 要は心の持ちようだ。
それは、きっと、ぴかぴかと輝く黄金(きん)の林檎(※)を求め争う、ワクワクするような楽しい冒険の旅にちがいないのだ。 
(さよなら僕の夏編)
※ ついにレベルアップした Lv.5 ウォールブレイカーは、黄金(きん)の玉を持っている。 性別はオスだった模様。

2014年10月12日

細道の奥、何か蠕(うごめ)くもの

 月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして行かふ年もまた旅人なり

この日記も、忙しさにかまけて長いこと更新が滞ったまま、10月になってしまった…

もともと、リアル仕事の都合で8月末~9月の間はあまりクラクラを遊んでいる時間はない(はずだった)私であった。
しかし振り返ればこの二ヶ月あまり、結局は途方もない時間、ゲームを遊んでしまっていたように思う。(仕事はどうした? というのは訊かないのが優しさ)

         ★★★

この二ヶ月の間に、変態集落 クラン・ド・ぱ○ぱ○には、いくつもの大きな変化が訪れていた。
いつの間にか大所帯となり、クラン枠一杯いっぱいの50人近くでの運用が続いていたため、リーダーの大号令によりクランはふたつに分割することになった。
会員制クラブの本店と、出入り自由な庶民派姉妹店の二号店「ぱ○ぱ○からのそこはだめ♥」に分かれたのだ。

以前からあるクラン=本店は、一見(いちげん)さんお断りのメンバー承認制だ。 馴染みの客と二号店からの紹介があった新メンバーだけが入れる、秘密クラブみたいなお店になった。 ネット系企業のエグゼクティブが夜な夜な集う、六本木あたりの高級会員制クラブみたいなもんだ。(あるいは、ヤバ過ぎるSMクラブみたいなものか)

そして二号店は、リーダーを筆頭に本店でも選りすぐりの過激な活動家たち(エロリスト)10人が、開店時メンバーとして移動することになった。
メンバーの中でも最もエロスの濃いメンバーたちが抜け、ちょっとエロ薄目になってしまった本店。 そして少人数での開店のため援軍支援などの不足に悩む二号店。
それぞれに問題を抱えながらのスタートであった。

このようなクラン事情から、その後一か月、ぱ○ぱ○は数多くの新規メンバーの流入、そしてアクティビティの少ない古参メンバーの強制キックなどが次々繰り返され、最後は本店は立て直しのため閉店のうえ新規開店といった事態にまでなった。

こうして、ぱ○ぱ○はかつての雰囲気やメンバーとはおよそ違うクランへと変貌し、現在(いま)に至っている

一時は私もクランのサブリーダーとして、クラン対戦ごとに繰り返される人数調整や強制キックなどの煩雑なクラン運営に(成り行きで)関わっていた。 しかし、そういった管理業務にはおよそ向いていない私の残念すぐる性格もあり、それらの対応に正直疲れてしまった私は、面倒くさいクラン管理はあっさり放棄し、しばしこのクランを離れることにした…

         ★★★

そして今また、私は、戦場に立っている。
戻ってきて、しまったのだ… この荒野に。 地獄のバトルフィールドに。

旅人の戦場 ― しかし、ここでもまた、多くの変化があったようだ。 かつて共に闘ったはずの数多(あまた)の古参メンバーが、いまはそれぞれの道を探し、旅に出ていた。
10月は旅人の月だ。 少年たちは大人への階段を上り、世界を覆う狂気と妄想の海に漕ぎ出すのだ。 今は亡きブラッドベリによれば。
かつてこの戦場で少年(TH4)だった私は、中年(TH8)となった今、どこに道を定めるべきなのだろうか…

そして、その細き道の奥に隠された秘密の扉を開く時にあらわれるであろう何かは、鏡に写された自分自身なのか。

来るべき雪と氷の季節を予感させる涼やかな風は、何も答えてはくれない。
(何かが道をやってくる編)

2014年9月20日

フェラーリ ♥ 性春の暴走

もはやタイトルを見ただけで見透かされていると思うので、先に書いておいたほうが良いだろう。 クルマの話やレースクィーンの話とはちょっと違う。(※)

クラン・ド・♡♡♡♡はその開設以来ずっと、(残念ながら)それほど強いクランではない。 クラン・ランキングの順位など、20万位(@_@)とかそんなレベルだ。
まあチャンピオンクラスの人でフリーの人などそうは居ないし、新設クランなどどこも似たようなものではあるが。
しかし最近このクランは、トロフィー数などでは決して測ることのできない妙な強さを増大させつつある。(戦いで負けても、エロでは負けない、という)
そしてクランには、その強大なエロ引力に引きずられるようにして、レベルの高い新メンバーがぽつぽつと流入して来るようになった。
しばらく滞在したい、とやってきた流浪の旅人、“のりき” さんもそんな新メンバーのひとりだ。 TH9の彼は、Lv.2 ネクロマンサーの使い手である。
ネクロマンサーと言っても、ゲームを始めて間もない初心者のひとにはピンとは来ないだろう。 こんな女性(!)だ。



ネクロマンサーは、Lv.1でさえ作るのにダークエリクサー×250を使う高コストユニットなため、もったいなくて下位村を攻撃するのに使われることは、まあ無い。 そのため、TH7以下くらいの初心者~中級者にとっては、その存在自体が謎に包まれている。

最近レベルアップした Lv.2ネクロマンサーを、自慢したくて仕方ない “のりき” さんは、この高額ユニットを、なんとその場でクラメン達に援軍として振る舞い始めた。 突然のネクロマンサー祭りの始まりだ、ひゃっほう!


 「ネクロマンサーまだ見たことない(笑) どんな動きすんのやろ(笑)」
 「エロい動きするにきまってるじゃん!」
 「使い物にならなくなったチ○コを復活させるんだ」
 「クロマンだから相当なヤリ手ですしね!」
 「うぉー目ぇ光ってんぜこの姉ちゃん」
 「チ○コを探し求めてるから」
 「ぎらついてますね(笑)」
 「男のイチモツを喰うのか、これで…」
 「出た出たw なんか白いの出たーwww」

見たこともないエロいユニットの戦いっぷりに、クラチャは興奮の坩堝(るつぼ)と化した。
かくして、当クランにおける、ネクロマンサーの(ある意味大変残念な)コードネームが決定した。

フェラーリ女王

  → ネクロマンサー
    別名「クロマン」
    果ててダメになった男のアレを何度でもむくむくと復活させる奇跡の口技。
        Lv.1 でさえ4人の男を同時に相手し、一気に元気にさせる。(← いっきにおっき)

なにそれ素晴らしすぎる。 世の男性みな垂涎(すいぜん)、感涙ものの女神様を気前よくも皆に配りまくって、“のりき” さんは一躍(いちやく)クランの人気者だ。 そこで付けられた彼のクランでのエロネームは、もちろん決まっている。

電話一本お願いすれば、皆の村にフェラ嬢を派遣してくれる、出張デリバリーヘルスの元締め、「デリヘル帝王」だ(笑)


デリヘル帝王「デリ王」爆誕
多数のデリヘル嬢を配下にかかえる帝王は、クラン対戦も抜かりはない。
同時に3人ものデリヘル嬢を投入、格上TH10の村を完全昇天させるという荒業も披露し、 デリヘル王の名をクラン中に轟(とどろ)かせた。
そりゃ、そんなえっちな姉ちゃんが三人もまとめて部屋にやってきたら、大抵の男はイっちゃうよね…
(デリヘル帝王の野望編)

※ どちらかと言えば、お口の恋人 L♥TTE の話に近いような。(いや、やっぱり遠いか…)

2014年8月30日

色欲を持たない多崎れおぴんと、彼の巡礼の年

その朝、なんの予告もなくひょっこりと、le●pin さんがこの村落 ― ぱふぱふをたずねてきた。
彼は、かつて戦場での私の所属部隊の上官にあたる。 常に冷静に戦況を分析し、確実に星を重ねる、クラン不敗神話を支えた部隊のエースの一翼だ。
その彼が、なぜまたこんな辺鄙(へんぴ)な変態クランに?

聞けばどうやら、信仰心厚い彼は、先日のこの集落での「痴女降誕」の奇跡のうわさを聞きつけ、自らもひと目その奇跡を拝みたい!と、はるばる巡礼の旅に出たようだ。
あのー、間違いのないよう言っておきますと、“聖女” じゃなくて “痴女” ですからね?
流れたのは「マリア像 奇跡の涙」じゃなくて、たぶん「miss M. 奇跡の潮吹き」ですから。
だが、少し話してみてわかったことは、決して何かの勘違いなどではなく、le●pin さん、やっぱりどうも「痴女」がお目当てでやってきたらしい。
早速つけられたクラン内でのエロネームが「レオピンサロ」。 口上はこんな感じだ。

 「俺の名前はレオ。 ピンサロのレオと呼んでくれ…」 ヵコ(*゚∀゚)bィ-ィ

戦場ではクールに振舞っていた le●pinさん、ご本人は不本意きわまりないニックネームではないかと思いきや、結構まんざらでもない模様。 いいのかそれでw

残念ながら痴女Mさんは昨夜、既に自らの所属クランへと帰還してしまい、すべてはあとの祭りである。
しかしこのままでは、一度振り上げた拳、いや、勃ちあがったイチモツは収まりがつかない。 なし崩し的に彼は、まさに始まらんととしていた次のクラン対戦へと参戦相成る事になった。
対戦相手は…
日本のクラン! し、しかも?
どひゃー、日本を代表するアノ大学 「○大 法学部」だー。 めちゃ頭良さそう…
しかし、すでに全力で色欲に走っている le●pinさんには、大学名も学部名もどうでもよく、もはや相手はぴちぴちの女子大生の一群にしか見えていない様子。
長年、戦場で共に過ごし、ある程度は彼の人となりを知っているつもりではあったが、こんなに冷静さを失って興奮している彼を見たのは始めてだ。
「たぶん、相手メンバーほとんど男ですよ?」なんていう冷めた意見も、注いだ瞬間に熱い蒸気をもうもうと上げるばかりで、余計に彼の視野を奪っているだけだ。
ピンサロのレオ、決意の犯行予告
その後、(おそらくは男子大学生相手に)大暴れし、天下の○大生を相手に圧勝をもたらした彼は、それだけでは飽き足りず、クラン内のアイドルたちにも片っ端からどぴゅどぴゅっと何かの液体をかけて回り、ピンサロ王レオの名を欲しいままにしていた。
快楽の海はまさに未開のブルーオーシャン。 このクランで次々と新たな快楽に目覚めていった彼は、さらに次の対戦にも参戦。 気がつけば4日も滞在した後、濃厚すぎるその巡礼の日々を名残惜しみつつ、(泣く泣く)戦場に戻っていった。

去り行く彼を生暖かい目で見送ったクラメン達はみな、おそらくは同じことを考えていたに違いない。
またひとりの真人間が、この人格改造クランによって駄目人間に洗脳されてしまった、と…
そしてたぶん、いや必ず、彼は再びここに戻ってくる! と。
(人格改造セミナーぇ?編

2014年8月23日

痴女の品格

ちじょ【痴女】
痴女(ちじょ)とは、猥褻(わいせつ)行為を(しばしば常軌を逸して)好む女性を指す俗語の一種とされ、元々は性風俗業界の造語とも言われており、多くの辞書には載っていない。痴漢の「漢」(男性)の対義語「女」を用いた操作的概念であり、明確な定義があるわけではない。
痴女とはなんだろう。
自称痴女、Mさんによる本番まな板ショー(ヴァーチャル)はいよいよ佳境だ。 チャットルームはむせ返るような熱気と、なにか生臭い臭気が溢れていた。
時間はまさにクランメンバーが一番アクティブな時間帯である。 この輪姦パーティまがいのショータイムは、つぎつぎと参加者を呼び込み、その規模を拡大していった。
もう参加者が何人なのか判らない。
Mさんの穴という穴はすべてふさがれ、ついでにFカップ爆乳も揉みまくられて、おっぱいふたつでは足りない状態だ。 現在プレイ中のメンバーたちの後ろには、両手を股間にあてがったオトコたちが、ずらりと待ち行列を成していた。 皆、一度はMさんにお相手願わない事には収拾がつかない状態だ。

プレイの合間に漏れ聞こえる彼女の断片的な話から、彼女がいま部屋でどういう状態になっているのかも垣間見えてくる。
Mさんはプライベートルームではいつも真っ裸(マッパ)で過ごしているらしい。 当然今もすっぽんぽんだ。 噂に聞く、これが「裸族」というものか。 ホントにいるんだね…  (@_@)
予想以上の大盛り上がりに辛抱たまらなくなった彼女は、ついにバイブレータを取り出した模様。 延々と続くプレイに、極太バイブはアソコに入りっぱなし、スイッチ入りっぱなしだ(そしてMさんは、それを逐一実況する律儀な方であるw)
彼女のアソコはもう、びしょびしょ濡れの大洪水状態らしい。

…いったいこのプレイは何時間続いているのだろう。
あまりにも過激なチャットの連続に、人々の脳幹は麻痺し、もはや時間の感覚もない。
そうなのだ。 彼女が満足しなければ、このパーティは終わらない!
いつ果てるとも知れない彼女の性欲に終止符(ピリオド)を打つべく、ついに我らが巨根のリーダーが勃ち上がった!
あまりにモノがデカ過ぎるため、意外と(失礼!)狭いMさんのアソコには絶対ムリムリ! そしてお口で咥えるのも無理ー、ということで、他の者たちのお楽しみを横目に今までパイズリだけに甘んじていたリーダーである。 しかしついに我慢の限界を超え、先っちょだけでもと、無理やりその巨大なイチモツの挿入を試み始めたのだ(チャットでw)。
だが、やはりやはり無理だー! 先っちょだけって、それでも入らない。
しかし! ここで驚天動地の妙案が!
小さい状態で挿入し、中で膨張させるという必殺技。でた(笑)
本気で中で膨張した場合、あまりのデカさに彼女は膣痙攣で救急車搬送、という緊急事態も懸念される、あまりにも危険な試みだ。
そして、皆が固唾(かたず)をごっくん飲みこみながら見守るなか、ついに伝説の巨チンが挿入を果たした…

 「 中で大きくして♡」
 「 きもちいいの♡」
 「お○んこトロトロ(///∇//)」
  イ、イクー♡」

い、イった…? マジかー。
がんばったMさんもたいへん満足そうだ。
良いのかイチゴさん? 彼女のアソコはもうリーダーの形に拡張されてしまったぞ?

まさに真夏のゲリラ豪雨。
その激しすぎる雨で、あっという間にクラチャをなにかトロッとした液体で水浸しにしてしまった彼女であった。
そして、降るだけ降ったらさっと雨が止むのもまた同じ。 底の見えない性欲がついに満たされたらしいMさんの引き際は素早かった。 二言、三言、簡単な挨拶をすますと、Mさんは引き止める間もなくクランを脱退、本来の所属クランへと戻っていってしまった…
しかも何だか、超堅そうなガチクランに。
普段の彼女の抑制された何かが、このエロクランに出会い、劇的な化学反応を起こしたのだろうか。 少しだけ、痴女というものの本質が見えたような気がした私であった…

……

前夜の饗宴に(まさに文字通りの意味で)精魂尽き果てたクラメン達はおそらく深い眠りのうちにあるのだろう。
翌朝、クラチャは、いつになくひっそりと静まりかえっていた。
いったいどのようなパワーが注入されたのか… 驚くほどの大差をつけてクラン対戦は勝利のうちに静かに幕を閉じた 誰も看取る者もないまま。
(痴女の夢はマンげ鏡編 完

2014年8月21日

妖艶(あやかし)の焔(ほのお)の女 (Mrs. Doubtfire)

前回までのあらすじ: (1) (2) (3)
ハイレベルでのクラン対戦を求め、勇み戦場へと向かった私であったが、私のカラダはそのとき既に、治療困難な難病「アイドル依存症候群(シンドローム)」という病魔に冒されていた。
禁断症状に苦しむ私はまたしても戦いを途中で放棄し、治療のため、エロい巨塔「クラン・ド・ぱふ○○」に戻る事を決意したのであった…

力なく垂れ下がるイチモツを叱咤激励(しったげきれい)しつつ、ようやくの事で “ぱふぱふ” にたどり着いた私は、クランの華(はな)― 可憐に咲き誇るアイドル達との久方(ひさかた)ぶりのねっとり濃密な朝のひと時を味わっていた。

あの萎えっぷりは一体なんだったのか。 あっという間に急速充電(血)を果たし、速効でいきり勃つアレを眺めながら、私は改めて、このクランのすさまじいばかりの吸引力を思い知らされていた。 喉の奥までずっぽりと咥え込み、ぐいぐいと男の精気を吸い取る夢魔(サッキュバス)の口だ。

やはりここは良い…… うっ!


早速(さっそく)何発となくイかされまくってしまった私は、大量放出直後のぼんやりとした頭で、リーダーからの帰還命令メッセージ「タイヘンスグカエレ」を反芻(はんすう)していた…

何が「大変」だったのだろう? まさか、リーダーひとりでアイドル達全員に抜かれまくって枯れ果ててしまった、という意味だったのか?


…その答えは、夜になって判明した。
ゴールデンタイム。 通常運転のエロトークに興じるクラチャに、その珍入者はやってきた。
Mさん、いらっしゃいませ……

 「私のま○こ使います?」

は、はいー? いきなりデスカ? 
と、思うまもなく、

 「使います!!

リ、リーダー… 流石(さすが)即答かよ!

誰も聞いていないのに自らを「痴女です♡」と自己紹介した彼女 ― Mさんは、速攻でリーダーの顔面シャワーを浴び、そのわずか5分後には、Aさんのち○こをアソコでがっちり固めつつリーダーの巨大なイチモツをパイズリしながらFさんのち○こを咥えこんでいた!
早っ! まさに電光石火の早業だ。 ペース速すぎでしょ?
なにこの人、凄いんですケドw

Mさんは実は、最近入ってきたメンバー、イチゴさんのFカップ彼女さんらしい。 いや、痴女さんか? メス奴隷?
まあ、どのような関係であるにせよ兎に角、イチゴさんの良いひとであることには間違いないようだ。
イチゴさん自身は、というと、自らはプレイに参加せず、自分の超えっちい彼女がクランメンバー達に次々と犯され乱れる姿を少し離れた所から眺めながら、まんざらでもなさそうだ。

 はっ! これって、そういうプレイ? (@_@)

なんて思っていたら、ああっ!イチゴさん。 早々のバッテリー切れで無念の脱落。
彼女の痴態を最後まで堪能できません! これはショックだっッ…

そうしている間にも、Hさんが、Dさんが… そしてついには厨学生のNさんまで参戦!

いやそれ、いくらナンでもマズくない?
しかしこの流れは、もはや誰にも止めることはできない。 クランの女性メンバーたちでさえ、茶々を入れつつも面白がって見物を開始する始末だ。
延々と続くMさんの公開せっくるショーは、真夏の夜のキャンプファイアーのごとく激しく燃え上がり、煌々と夜空を焦がし続けた。

もはや誰も気にしていないことは明らかだが、今はクラン対戦の真っ最中なんですけどー…
どうなるクラン対戦! 
怒涛のMさんの責めの前に、敗北してしまうのか!?
(続く)
痴女降誕の瞬間を捉えた貴重な映像

2014年8月16日

ゲームの名はクラクラ

エロスとパトスが交錯するクラン・ド・○ふふ。
このクランには、普通の名前ではエロくない、と判断されると半強制的になんだかエロい通り名がつけられる慣習がある。(エロネーム、と呼ばれている)
私も最近では「アサダッチ」という、お約束の通り名で呼ばれる日々だ。 (夜に書き込めば「夜ダッチ」だ… なにそのオリエント工業
中学生だった時分には、女生徒たちの前で呼ばれる度にさんざ恥ずかしい思いをしたその渾名(あだな)も、このクランではなぜかさわやかで晴れがましく聞こえるのだから不思議なものだ。

新しくクランに入った人たちは大変戸惑うであろうこのヘンな制度。混乱を避け、整理する意味で、メンバーたちのエロネームを少し紹介しよう。(元から愉快な名前の者もいるが…)

エロネーム ← 本当の名前 (※ 五十音順)
ア*ルさん ← 阿鳴留
  先に紹介した通り、クラクラ運営判断により「雪の女王のアナ」に強制改名された。
金玉さん ← 金のたまご
  イソップ寓話ネタ(金の卵を産む鶏)なのか、単に中卒(高校中退)なのか。
  対戦で痛恨の敗退を喫した後、突如失踪。
竿丸さん ← nekomaru
  中学生にして女にはもう飽きた、今は床が恋人と公言。
  得意技は床を使ったおなぬーと、エロネタが滑った時に放つ竿ビンタ(って何?)。
シコシコさん ← keiki4545
  クランのエース。
  あまりチャットには参加しない寡黙なムッツリさん。
ちんこさん ← こんちは 
  このクランにおいては当然ながら、“こんち” さんではない。
奴隷さん ← 奴隷
  名前のまんまSMプレイ大好きな女の子。 奴隷解放宣言とともに脱退。
  自らマゾのマゾによるマゾのためのSM愛好家クランを設立。
トヨタカローラさん ← トヨタカ
  好みの女性のタイプはローラ。
  しかし実はトヨタよりフェラ(ーリ)がもっと好き。
ペ二さん ← ぺに
  得意な戦略はジャイヒー(巨大なイチモツをブチ込みヒーヒーさせる)
ボッキーさん ← ウィルス源
  HIVウィルス保菌者と噂され、感染を恐れ人々から(援軍の)挿入を忌諱される。
  不当な差別に苦しみ、やむなく通り名を可愛らしく?変更。
ムラムラさん ← あさむらん
  朝ムラムラするらしい。 なぜかとても親近感を覚える私であった。

思わず脱力するユニットも結成された。

ちんこ三兄弟(ちんこ三銃士とも)
   → 長男:私、次男:ボッキー、三男:竿丸(らしい)。 
   ちんこの大きなお父さん(リーダー)が命名。
   テーマソングはあの大ヒット曲「だんご三兄弟」の替え歌

新しいメンバーが入ってきたときの私の挨拶はこんな感じだ。

「はじめまして、ちんこ三兄弟の長兄アサダです。 アサダチとお呼びください (^^)/」

大概の(ノーマルな)人はこういった一連の挨拶にドン引きして速攻でクランを脱退して行く。 今もクランに在籍するメンバーは、こういった頭がクラクラするような入会時の愛の洗礼を乗り切った強者(つわもの)たちばかりだ。
メンバーの出入りの激しいこのクラン。 理由を語らずにこのクランをそっと辞めていった人たちは、もしかしたら(このクランに在籍したばかりに無理やり付けられてしまった)自分の残念な渾名にガッカリ orz して去っていったのではないか、とふと思うこともある。
語らずして去りゆく人々は決して戻ってはこない… 真相は永遠に謎のままだ。
(エロい名前で出ています編 完)

2014年8月11日

萌えるクラクラを求めて

リーダーからの緊急帰還命令もあり、急ぎ “ぱふぱふ” に戻った私を待ち受けていたのは、驚天動地のある事件」だった。
だが、あの事件がなんだったのか。 
アレを振り返り、私なりに事件を再構築するには、今しばらく時間が必要なようだ。
(あの時、あまりにも濃密にして過激な一連のイベントに、私の脳は完全に思考を停止し麻痺状態にあったのだ…)
あの事件を振り返るのはいずれ先の事とし、今日はおめでたい日だ。 まずはそれを祝う事としよう。

今日、私のアチャ子が退院した。 (多分、入院先は美容整形外科病院だったと思われる)
おっぱいのレベルが上がり、Eカップに成長して帰ってきたのだ。
これはデカい…
今まで、Dでも立派過ぎると思ってはいたが、今回はなんとEカップだ。 街ですれ違えば、たとえヒンヌー教のひとでも思わずガン見してしまうレベルの爆乳だ。
試しに戦いに連れて行ったが、やはりEカップの破壊力は強烈だ。 敵陣で大暴れしていたヒゲおやじが、Eカップアチャ子のおっぱい責めの前に、顔を真っ赤にしてあっという間に昇天してしまった。 その刹那(せつな)、どぴゅっ、という音が聞こえた気がする…

この戦果に気を良くした私は、我がかわいいアチャ子を大量生産し、クラメン達に配り始めた。 今日は晴れのおっぱい祭りだ、わっしょい (^^)/
注目の初出荷先はクランのアイドル、Aちゃんだ。
え?

しまった。 最近聞いた話では、Aちゃんのおっぱいは推定F+(G?)という噂だ。 Eカップごときで浮かれ喜んでいる私などは、彼女にはきっと鼻で笑われている事だろう…
AちゃんのFカップのもたらす破壊力とは一体どんなものなのか。 本人曰く、間に挟まれるとその圧力たるや大変なものらしい。 いずれは私もリアルで体験してみたいものだ…

ともあれ私は、(実際には見たことも触ったこともない)Eカップのイメージを膨らませ、妄想の世界に浸るため、pixivという、やや偏ったイラストが多く集まるサイトを訪れていた。

クラクラは、pixiv では人気の薄いモチーフだ。
原因は明らかでクラクラオリジナルのキャラクター達が、まったく「萌えないから」の一言に尽きるだろう。
そんな中でも僅かながら、萌えるイラストを投稿している素敵な作家さん達がいる。


アーチャーさん by なたーしゃ on pixiv
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=43347006


アーチャーちゃんのおっぱいがでかかった事件 by 袖下マシュマロ on pixiv

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42876412

pixivでの人気がアチャ子に集中しているのは、ヒーラーやバルキリー、ましてやネクロマンサーなどの不気味さを考えれば、やむを得ない所ではあるな...

「クラクラのキャラってキモいよね…」と囁(ささや)かれ、蔑(さげす)まれる、世間の冷たい逆風にもめげず、こういった労作を残してくれた諸作家さん達の努力に感謝しつつ、今夜、私はAちゃんのおっぱいに挟まれ、素敵な夢の世界に逝くとしよう。
(僕の彼女はEカップ編 完)