揺れる××、カラダじゅう感じて…

※ この記事は古い仕様に基づいて書かれています。 追記参照のこと

揺れるオッパ… もとい、アースクエイクの呪文によるダメージまとめ。

クラクラ公式ツイッターの発表によると、間もなくアップデートでアースクエイクの効果などに調整が入ると思われるのだが、一応。

【概要】

勘違いされている事も多いようだが、アースクエイクによるダメージは呪文の数に応じて単純に同じだけ加算されていく訳ではない。
ターゲット設備の「現在の残りヒットポイント(HP)」に対するパーセンテージでダメージが算出されるので、２つめ、３つめの呪文は、徐々に “効き” が悪くなるのだ。 （ここがライトニングによるダメージとは決定的に違う所だ…）

例えば、Lv.3 アースクエイクの場合、ダメージは10%とされている。
これはまったくダメージを受けていない設備のヒットポイントを100とした場合、ダメージ10を与える計算だ。
ところが２つめのアースクエイクを同じ設備に落とす場合、１つめの呪文で設備のヒットポイントは削られており、残りヒットポイントは 100 - 10 = 90 になっている。 この残りHP 90に対して10%ダメージを与える事になるので、２つめのダメージは9、という事になる。 １つめよりやや少ない数字だ。
同じように３つめ、４つめ、と計算していくと、残りHPはどんどん少なくなるので、与えられるダメージもそれに合わせてますます少なくなっていくという訳だ。

【壁以外の一般の設備】

アースクエイク呪文４つまでの実際のダメージを計算すると次のようになる。

Lv.4のアースクエイクを４つ使ったとしても、建物に与えられるダメージはわずか40%… 半分も壊せない事になる。

そして、どんなにターゲットがボコボコにされていても、その残りHPの数％しかダメージを与えられないので、仮にアースクエイクLv4.を100個持って行けたとしても、大工小屋ひとつ壊せない、という事だ。 こ、これは使えん…

ライトニングとは違うのだ。 間違っても、対空砲や迫撃砲を先に壊しておこう、などと考えてアースクエイクを持って行ってはいけない。（← ココ重要）
アースクエイクは壁を壊すため「だけ」に存在しているのだ。

【壁ダメージ】

さて、どんなに高レベルであろうと、普通の建物にはほぼ使えないアースクエイクであるが、壁だけは別だ。
アースクエイクは、壁に対しては通常の４倍のダメージがかかるよう補正がかかっている。 先ほどと同じ表でいうと以下のような感じだ：

ただし、動作が通常の設備と同じだとすると、やはり呪文を何個使おうとも、永遠に壁が壊れることはない。  しかし、４つめの赤字100%に注目だ。
この計算式では永遠に何も壊せない事に気づいた開発者は、（苦し紛れに）壁に限っては、呪文を４つ使った場合に限り、特別ボーナスで全壊判定をすることにしたのだ！ 
呪文のレベルが上がれば３つで全壊できんじゃね？ という疑問ももっともな事だが、深く考えてはいけない。 実際に動作検証された結果がこの通りなのだ。
壁を破壊したければ、レベル関係なしにとにかく４つ。 ３つじゃ壊れない。
まぁ、ずーっと壊れないってのもアレなので、４つも呪文使ったら「がんばったで賞」って事でお情けで壊れた事にしてやるよ、って感じだ。

しかし、この訳の分からない変な動作のおかげで完全に壁破壊専用ツールと化してしまったアースクエイクは、レベルをどんだけ上げたとしても効果はほとんど変わらない、しかし生産コストだけは上がる、という残念な呪文となってしまった。
研究でアースクエイクのレベルを上げるのは優先順位を下げて後回しにして良いだろう。 いや、むしろコストを考えたら積極的に Lv.1のまま放置しておくのが正解なのかも知れない…
（あの橋を渡るまでは、ノーマルでした。編）

追記： 
2015年 9月17日、告知されていた通り、アップデートによりアースクエイクの呪文効果に調整が入った。
ダメージ％は、Lv.1/Lv.2/Lv.3/Lv4 それぞれ 14%/17%/21%/24% となった模様。
２つめ、３つめとダメージが徐々に減衰していく仕様は変わらないし、４つめで壁が壊れる、とも言っているので、対戦最初に何発アースクエイクを落とそうが建物は壊れないというのは以前同様っぽい。 タウンホールはおろか大工小屋も壊せないとは… ﾄﾎﾎ
ただし、残りHPに対するダメージ％ではなく最大HPに対するダメージ％計算になったので、別の呪文（ライトニング）とか物理攻撃で既に半壊している建物に、追加でアースクエイクを落とせば全壊できるのかも。
この辺は更なる検証が必要だな… （続く）