2014年11月29日

壁とドクロの日々 (Days of Wall and Skulls)

監督: ブレイク・エドワーズ
主演: ジャック・レモン、リー・レミック

1962年アメリカ映画。 徐々に壁に溺れていくカップルの悲惨な末路を淡々と描く

あらすじ(※)(ネタバレ注意)

俺の名前はジョー・アサダ。
日本風に「朝だじょー」と呼ばれる事もあるが、間抜けっぽいので「朝だっち」あるいは単に「だっち」と呼ばれるのが好みだ。
サンフランシスコで左官屋をやっている… いや、やっていた、だな。
壁塗り専門の大工 ― いわゆる壁大工ってやつだ。

俺のクラクラ人生を振り返ってみると、そこにはいつも壁があった。
俺の中では、壁塗りはいつでもありふれた日常の一部だったんだ。 ちょっと時間を見つけては壁を塗る。 少し浮いた金ができれば壁を塗る。 物心ついた頃からずっとそんな感じだ。
クラスの憧れの女の子をデートに誘って、ドキドキしながら初めて彼女の壁をぴんく色に染めた日は、急に自分が大人になったような気がして、周りのクラスメート共がガキに見えたもんだ。
だが、決してそれにハマっていた訳じゃねぇ。 壁塗り作業には「終わり」がねぇのはわかってる。 限度を超えて塗り続ければいつか身体を壊すってのも、わかっちゃいたからな。
俺のそれは、節度のある壁塗りだったはずなんだ…

だがあの日、パーティーであの女に出会った瞬間から、何かが狂い始めた。

女の名前はカースティン。 ひと目で惚れてしまった、美しい女だ。 取引先のでかい会社で秘書をやっているらしい。 最初は商売女だと勘違いしちまって、怒らせちまったんだけどな…
うまく仲直りした後、もちろん口説いたさ。 気は強いが、気立てのいい、イカす女だ。
やがて俺たちは付き合い始め、結婚もした。 娘も生まれて幸せだったんだよ。 最初は…

あいつは元々、壁は塗らない女だったんだ。 きっかけは分かってる。 あの日俺が、軽い気持ちで彼女に壁塗りを勧めちまったんだ。

Alexander ― 通称 “ドクロ壁” って呼ばれている。 軽くて塗りやすい壁だ。
非力な女の細腕でもサクサク塗れるんだが、実際にはキョーレツな壁でな、後からガツンと来る。 ナンパの時の女殺しのアレだ。
これにハマって、あいつは壁塗りの楽しさに目覚めちまった…
それからのあいつは、もう泥沼だ。 来る日もくる日も、毎日壁浸りでな。 壁を塗ってない時はねぇ、ってくらい、浴びせるように壁を塗ってるんだ。
壁に取り憑かれている、って言っていい。 誰がどう見ても文句なしの、完璧な壁塗り中毒者だ。
俺は俺で、仕事を口実に夜遅くまで壁を塗りたくって、フラフラになって家に帰る毎日だ。 あいつが壁に溺れていったのは俺が放っておいたせいで、寂しかったのかも知れないな。

そうこうしているうちに、今度は俺が TH9アプグレに手を出しちまった。 アップグレードが終わるまでは他にやることもなく、手持ち無沙汰なのがまたマズかった。
もうね、有り金全部ドクロ壁につぎ込んでたよ。 ドクロ壁はひときわ値段が高ぇんだ、一枚50万ゴールドもする。
ちょっと稼いでは壁を塗り、金が無くなって、金欲しさに仕方なく仕事する。 それの繰り返しだ…

まさに、髑髏(どくろ)
地獄だった…  ふたりしてドクロ壁を塗りまくっていたよ。
もう訳がわかんなくなっちまって、家に火ぃつけるわ、仕事はクビになるわで、生活も立ち行かなくなった。 もう、ふたりで落ちるところまで落ちた、って感じだ。
しまいには、親戚に融通してもらった新しい仕事場でも暴れまくって、俺は壁断ちのための矯正施設送りになっちまった…
俺はこんな人生を夢見てた訳じゃねぇ。 壁塗りからは足を洗って、養豚業とか、まっとうな道を歩みたい…
施設を囲んでいる高い壁を見上げながら、そう決意したよ。

    壁|ω・`)

壁の呪縛から解放された俺がようやく施設を出てみれば、あいつは他の男とどこかへトンズラしちまっていた…
だけど、一度は愛した女だ。 それに母親の愛情を知らない、まだ小さな娘のことも不憫(ふびん)でな。
あいつが今は他所(よそ)のクランにいるらしいって話を聞きつけて、迎えに行ってみたんだ。
だが、あいつは自分が “カベ中” だってことに未だ気づいてない。 「壁塗りたのすぃーし、良いんじゃね?」って思っている。
高い高い壁があたたかい太陽の光を遮(さえぎ)っている ― そう、あいつは今、雪と氷に閉ざされ、陽の光の差さない冬の世界を彷徨(さまよ)っているに違いない。 
俺は、この壁を打ち壊し、なんとかあいつにも立ち直って欲しいと切に願っていた… 1984年にマッキントッシュが誕生したように、1989年にベルリンに春が来たように。
壁の呪縛から解放されて、ふたたび陽のあたる世界に戻って欲しいんだ。

俺の言葉が、気持ちが、あいつの心に伝わったのか。 それはわからない。
物語はここで終わるのか、これから始まるのか、壁は黙してなにも語らない。
禍々しい髑髏(どくろ)を高きに戴き、いまや漆黒の鈍い光を放つ壁は、“しん” と冷たくただそこに聳(そび)え立つだけだ…
(BGMはこれにしますた: Bill Evans - Days of Wine and Roses)


壁はあらゆるものを押し流してしまう!
希望も職も… そして絶ちがたい二人の愛情のきずなまでも ―
※ 「壁を塗る」を「酒を飲む」に置き換えれば、ちゃんと「酒とバラの日々」のあらすじになります。 たぶん… (^^;

2014年11月19日

メス豚最強伝説が始まった

ブヒっ、ブヒブヒブヒーーーーん

“しん” とした、息も白く凍りつくような冷たい空気をするどく切り裂き、戦場の荒野を遠吠えが響き渡る。
嵐を呼び、狩りの始まりを告げる咆哮(ほうこう)だ。 しかし狼ではない。
晩秋の凍(こご)える風が吹き荒ぶその夜、月のない漆黒の闇空にひとつ、桃色の妖星が明るく輝いた。

敵は中国大陸の雄、波波的温聲小屋(あったかいんだからぁ~♪)の王熙小狗(おうきしょうく)、三國志に出てくる武将の手下みたいな名前であるが、私は無学非才にして不明である。
ともあれその夜、誰もが恐れをなし近づこうともしなかったこの敵の巨漢を、丸々と太ったピンク色のヨークシャー豚に跨(またが)り、わずか二分で蹂躙した豪の者が現れたのだ。
しかも女性である…
メス豚二歳、クラン対戦初勝利
その女は、“あずちゃん” と名乗った。 うら若き彼女の使い豚は未だ齢(よわい)二つを数えたばかり。 しかし凄腕豚使い師の片鱗は、すでに手のひらでは隠しきれないほどに大きく育っていた。(しかもふたつ)
女だてらに上半身半裸で、戦場を縦横無尽に疾駆するその姿に、すべての敵が刮目(かつもく)していた。 いや、敵だけではない。 敵味方を問わず、男どもの視線はその巨乳に釘付けだ。
(付け加えるならば、この勝利は決してオッパイによりもたらされたものではない、と言っておこう…)
“ぶっとい” ハンマーを自在に操るそのエロい手つきは、手練(てだれ)の男殺しと見受けられる。
あずちゃん想像図(胸モザイクバージョン) http://www.nickkellerart.com/
豚使いには不遇の時代である。
Supercellの陰謀による巨大爆弾のダメージ補正アプグレにより、ホグライダーはもはや過去の栄光と思われていた。
バネにぶっ飛ばされ、巨大爆弾に木っ端微塵(みじん)にされ、格下相手にさえ星ゼロで惨敗する、と散々な目に会い続けているホグライダーだ。 誰もが「ホグはもはや焼豚(チャーシュー)同然」と目していたこの冬の刻(とき)、彼女がもたらした大勝利は豚を愛する人々の心に射(さ)した一筋の、しかし眩いばかりに輝く光明(こうみょう)であった。
彼女が指し示した勝利への道筋は、野ブタに秘められた恐るべき破壊力は今もまだ健在なのだと、人々にその可能性を信じさせるに充分なものだったのだ。

     ≧ (oo) ≦

そして迎えた次のクラン戦…。 強敵、東ボルネオ島の養豚ファームEASTBORNEOとの死闘により、その可能性はゆるぎのない確信へと変貌を遂げる。
EASTBORNEO ― イスラム教徒でありながら禁忌の豚をせっせと育てている、この恐るべき背信教団は、上から下までほぼ全員がホグラッシュで攻めてくる、という実に豚(㌧)でもない豚使い集団だったのだ。
滅多なことでは全壊を喰らわなかった味方上位村が、次々と敵の豚どもに踏み散らされ、なす術(すべ)もなく屈服していく…
そして敗戦。
一敗地に、否、豚の排泄物の汚泥に塗(まみ)れる、屈辱的な大敗であった。

豚ラッシュに、ここまでヤられるのか…
この敗戦がクランに与えた衝撃は大きかった。
歴史的にドララッシュが攻めの中心であった旅人の戦場は、この敗戦を機に大きく舵を切り、ホグラッシュ、ホグドラ、GoWiPeなど、様々な戦術を模索し始める。
まさに歴史が大きくうねり動いたこの時代、この渦巻く転換点の中心に、そびえ立つ巨大な二つのオッパイがあったのだ…

オッパイは好きですか? はい!

(ありがとうございました、結果は追ってお知らせします…編)

2014年11月17日

金一封のおもひで

どのクランも大抵、ウォールブレイカー(WB)やゴブリンなどを援軍として送付するのを禁止している場合が多い。
これらのユニットが冷遇され、禁止されているのにはそれなりに理由があるのだが、ゲームを始めたばかりの頃は、何故それが禁止されているのか分からない場合も多いだろう。 それでうっかり禁止兵種を援軍に送ってしまって顰蹙(ひんしゅく)を買うことになる…

攻撃用途としてイマイチ使えない場合
例えば、ウォールブレイカー(WB)などがこのケースの代表だ。
WBは(特にレベルが高くなると)一撃で壁(処女膜)を破り、敵村(膣内)の奥深くに突入するのに非常に役立つユニットである。(無駄にエロく説明すると、かえって分かり難いなこれ orz )
ただし確実に壁を壊すためには迫撃砲やウィザードタワーの間隙をつき、適切な位置、投入数でタイミング良く投入する事が重要だ。
クラン城からの援軍の出撃は、数やタイミングをコントロールし難い。 このため、WBは攻撃用途の援軍としては非常に使いにくい事になる。

特にリクエストに指定がない場合は、特殊用途でしか使えないWBやヒーラー、ゴブリンなどは汎用性が低く、援軍としては歓迎されない場合が多い。
もちろん、リクエストを出す本人が指定している場合は話は別で、攻撃のためにどうしても欲しがっているひとがいれば、どんどん援軍を送れば良い(^^)

守備用途として使えない場合
クラン城の援軍は、攻撃の際に連れて行くだけのものではない。 あなたが寝ている間(While You Were Sleeping)、オフライン時に敵から攻められた時には防衛軍としても大活躍してくれる。
ウィザードなどの範囲攻撃を行うユニットが防衛用の援軍として居た場合、敵はその対応に非常に苦労することになるため、ゲームをしばらく遊ばない時には是非とも用意しておきたい所だ。
ただし注意点もある。
敵がバルーンやドラゴンなどの空中ユニットで攻めてきた場合、地上攻撃しかできない防衛用援軍は出撃しないのだ。
ゴブリンなどは地上攻撃のみで敵の空軍に対応できない上に、そもそもめちゃくちゃ弱いため、防衛用途には徹底的に向いていない事になる。

     $$$

前置きが長くなった。 金一封の想い出である。
こんなチャラい私ではあるが、かつて何の間違いか社長賞なるものを頂いたことがある。 金一封の中身は10万円だ(ヒェー)
「こんな大層な賞を頂いたのも部署の皆さんの暖かい支援のおかげです、ありがとー。 今日は私の奢(おご)り! 飲んで飲んでー」
同じ課のみなで飲み屋に繰り出し、結果大赤字だった、という… orz

いや、違ったw
かつてこのクランには「金一封」という伝説の豪の者がいた。名前の通りゴールド大好きな彼は、徹底してゴブリンしか作らない漢(おとこ)であった。
タウンホールのレベルが低いうちは、ゴブリン・ラッシュは確かに資源狩りの有効な戦術のひとつではある。 彼はしかし、“徹底的” であった。
マルチ対戦だろうとクラン対戦だろうと攻めるときはいつも100%ゴブリンという、ある意味すがすがしいまでにブレない、男気のあるヤツなのだ。(ただし、クラン対戦では滅多なことでは勝てなかった、という事は、念のため言い添えておく必要があるだろう)

ラボでの研究も真っ先にゴブリン。 アーミーキャンプも当然のように常にゴブリンしかいないので、必然的に送る援軍もいつもゴブリンである。 あの不細工過ぎる残念キャラも、ここまで一途に愛されば本望というものだ。
しかし一本気の彼も、クランでは他人に援軍を送るたびに顰蹙(ひんしゅく)を買い、罵声を浴び続け、ついには(他人に送る分として)ちょびっとだけアチャ子にお手付きしてしまった。(おっぱいに負けたのかも知れない)
浮気は男の甲斐性、彼も一皮むけて大人になったという事なのだろう…

あまりに面白すぐるそのキャラクターのため、数週間に渡りキックもされずにクランに居座り続けた彼であったが、最後は学校の試験の成績が思わしくないためか、タブレットを親に取り上げられクランから消えていった… 無念の散花であった。


金一封 近影 (タブレットを取り上げられ卑屈な目で)

今、彼はどうしているのか…
TH10 とかになって Lv.6 ゴブリン240体で真っ向勝負を続けているのだろうか。
どこかで再会したいひとのひとりではある。
(金は天下の回りもの編

2014年11月14日

クレクレの蹴りたい背中

このところしばらく、戦場にいる私だ。

ここは出入り自由で気ままなクランという事もあり、最近は欠員を埋めるため定期的に新兵補充が行われている。

旅人の戦場は、他の所謂(いわゆる)ガチムチクランと比べれば、ゲームを始めたばかりの新兵には比較的優しいクランではある。  だがそれでも、いつまでたっても成長が見られない “使えない” 兵士は問答無用でバッサリ切り捨てる、そういう非情さは相変わらずだ。

長く観察していると、消えゆく新兵たち ― クランに存在を赦(ゆる)されざる者たちには幾つかのパターンがあるようだ:


1. クレクレ厨
説明不要と思われるが、援軍をひたすら貰うだけで自分からは全然送らないひと。

リクエスト時の特徴的な口癖は「つよいのください」だ。
戦場のクランルールでは、援軍を送る数と受け取る数の比率、送受比の目安を1:5としている。「50ユニット分貰ったら10ユニットは他のメンバーに送ってね」という意味で、これは送受比を設定している他のクランと比較しても相当にユルい数字だ。

クランに入るのもまったく始めて、というような新人さんの場合、自分のユニットのレベルが低いためビビってなかなか他のひとに送れないという事もあるかもしれない。 しかし、クラン対戦の時以外の平時の援軍支援は低レベルでもOKとしている以上、一定期間が過ぎても送受比が守れないようだとクレクレタコラ(※)認定も止むをえまい。
 ※ 何でも欲しがる、このシュール過ぎるキャラクターを知っているひとは相当の特撮マニアだ

「アッー! ソレが欲しかったの〜♥」
子供向けとは思えない展開に悶(もだ)える “クレクレタコラ”
バックで激しく責め立てているのはパートナーの “チョンボ”
2. 早あげクン
ラボでのユニット研究や軍事
施設のアプグレなどを差し置いて、タウンホール(TH)のレベルだけをどんどん上げていく人を指す。 中華部落(クラン)で見かけたら、そいつは「からあげクン」だ。
THの早上げそれ自体は、ひとりでゲームをしている分には一概に悪いことでもない(本人の自由だし)のだが、クラン対戦においてはやや事情が異なる。 クラン対戦で相手をマッチングする際に(おそらく)もっとも大きな重み付けをされている要素がTHレベルだからだ。(追記: これは私の勘違いでした… 詳しくはこちらのリンク
早あげクンが対戦メンバーにいると、マッチングされる敵クランはそれに合わせて強くなる。 一方で、戦力や施設が不十分な早あげクンは対戦でロクな戦果が出せないため、全体の足を引っ張ることになる。(往々にして研究が不十分でユニットのレベルが低い、防衛設備が貧弱なため格下相手にボコられて星三つを献上など)

業を煮やした戦場のリーダーは、クラン説明文に「早上厳禁!」という中学校の廊下に貼り出してありそうな四文字標語を書き入れた。 新規に入ってきたメンバーも、村の各施設とプロフィールをみて早あげクンと判断されれば即時にキックされるという厳しさだ。(ガチクラン怖ぇ…)


3. カミカゼ特攻隊
・援軍処理ができない

・罠探索/解除のための斥候(せっこう)を出さない
・ユニットまとめて一点出し
などの特徴を持つ、攻めが徹底的に下手くそなタイプ。
クラン対戦では、敵のクラン城には(たいていの場合は)クラン上位のメンバーがハイレベルで強力な援軍を仕込んでいる。 範囲攻撃を行うウィザードやバルキリー、ドラゴンなどが仕込まれていたりするので厄介だ。
このため、敵の援軍を先に誘い出し、適切に処理しておかないと痛い目に遭う。
相手の援軍に反撃しないジャイアントやバルーン、ホグライダーなどは特に注意が必要だ。 適切な援軍処理もなしに、これらのユニットをまとめて一点出ししたりすれば、範囲攻撃のタコ殴りに遭い、あっという間に全滅する羽目になる。
何度言われてもこういった事を学習できず、毎度毎度返り討ちにあい続けている残念なメンバーというのが稀にいて、ガチクランでは冷や飯を喰うことになるのだ…

4. コミュ障
クラチャで会話が成立しない、問題点などを指摘されてもひとの話を全然聞いてない、といった、主に言語コミュニケーションに問題がありキックされるタイプ。
特に多いのは、兵種指定がない場合に送付が禁止されている、禁止ユニットをバンバン送って皆の顰蹙(ひんしゅく)を買うヤツだ。
この場合、そもそもクラン説明文にも禁止は明記されているのに、それを読んでいないっぽい(あるいは読んで意味が分からなくても質問もしない)所からして、コミュニケーション能力に不安を覚える訳だが。
クラチャで指摘されても謝罪なしでバックレ、というようなひとは、結局は同じことを二度、三度と繰り返し、そのうちに堪忍袋の緒が切れた誰かにより蹴り出される事になる。


5. 基地外
やたら攻撃的でケンカを吹っかけてくる、ひたすらクラチャに意味不明の文言を書き連ね続ける、などの風雲児(荒らしを呼ぶ男)がこれだ。 ある意味コミュ障とは真逆の方々である。
罵詈雑言の数々やセクハラ発言、他人に悪態(ばか、氏ねなど)を繰り返すが、大抵の場合は非常に判りやすく頭がおかしいので、荒らし認定されれば即刻キックされる (^^)
同情の余地はあまりなく、問答無用でキックされてもやむを得ない所だ。
が、セクハラ発言については(ふと我が身を省みると)あまり偉そうなことは言えない。 他山の石としたい所存だ…

4. 5. あたりのKYな方々は、
旅人の戦場に限らず(おそらく)どのクランでも長続きしないのではないかと思われる。
しかし稀に、こういう他ではやっていけないようなエキセントリックな方々だけが吹きだまりのように集まったクランもあったりする。 類は友を呼ぶ、とでも言おうか。 
私も過去にうっかりそういったクランに迷い込んでしまったことがあるが、数時間と居れない凄まじさであった。 クラクラが別のゲームになったかと思ったものだ。(頭がクラクラ)

クラン対戦(大戦)が実装されて早、半年以上が過ぎた。
時間(とき)とともに、戦を好むクラン対戦メインのクランと、そうでないまったりクランとに二極化していく流れは、止められない自然の摂理なのかも知れない。
(モンロのことも忘れないでね? うっふん 編)

2014年11月9日

(秘) 旅人の農場立ち上げプラン (Stranger than Plantation)

 Take my hand
 I'm a stranger in plantation
 All lost in a wonderland
 A stranger in plantation  

 お願い、手を握って?
 あたしは農園でひとりぼっち
 このすてきな世界のなかで何もかも失って
 ひとりぼっちなの (訳: アサダ)

これは “Stranger in Paradise” からの有名な一節だ。 楽園じゃなくて農園に書き換えちゃってるが…

 農耕民族の楽園(あるいは農園)はいかにあるべきか

この命題に対する回答を永(なが)らく探し続けてきた私だが、今一筋の光明を見出したような気がしている。
そのアイデアについて、ここに覚書としてまとめて記しておきたい。

2014年10月22日、見た目の派手なハロウィン・キャンペーンのため影が薄い印象だが、もうひとつ、非常に重要なアップデートがリリースされた。 クラン対戦のボーナス報酬の増額だ。
勝利ボーナスが最低でも20%以上引き上げられた上、引き分け、敗戦時にもらえる金額も増えた。
公式には語られていないが、アップデート後のクラン対戦のボーナス報酬は次のようになっている:
  • 勝利 ― ボーナス報酬が100%もらえる
  • 引分 ― ボーナス報酬は勝利時の40%
  • 敗戦 ― ボーナス報酬は勝利時の30%
ここで刮目(かつもく)すべきポイントは「負けても30%もらえる」という所である。
これは以前の敗戦時報酬(10%)から比べるとびっくりするくらいの引き上げっぷりだ。
農耕民族にとってこれが何を意味するのか?
「農耕してるけど対戦は常時参加、ガチでは戦わない」という新たな道が開けたのだ。
説明しよう。

クランA: 常時対戦するも連戦連敗
切れ目なく常時対戦を行うクランは週に3.5回のクラン対戦が行える。一回の対戦でのボーナスを100とすれば、クラン対戦に全部負けてしまったとしても

 100×0.3×3.5=105

のボーナス報酬を手にすることができるのだ。

クランB: 週二回ガチ対戦、勝ち組クラン
一方、週に2回ガチ対戦を行うクランがあったとする。 何しろガチ対戦だ。 負けることもあるだろう。 勝率5割とすると、得られるボーナス報酬は

 100×1.0+100×0.3=130

得られるボーナス報酬はA、B間で大差ないことになってしまう。

しかもである。
クラン対戦に全部負けてもかまわない前提であれば、毎回の対戦の攻撃は完全に報酬目当てで、ババアチャ攻めで星ひとつ狙いで充分だ。 星を三つ獲得することが求められるガチクランでの攻撃に比べ、より格上でボーナス報酬の多い村を狙うことが可能になる。
クラン対戦は勝たなくて良いのだから攻める村が重複しても問題ない。 相手クランの一番攻めやすそうな村を皆で寄って集(たか)って星ひとつ頂いてもかまわない訳だ。
敵のトップ村がタウンホール(TH)を壁の外に出していたりすればお祭りの始まりだ。 全員でヒャッホゥと言いながら、アチャ×5などでTHだけを落としてくれば良い(^^)
最初から負けると諦めていれば防衛用の援軍をガッツリ入れる必要もない。 空っぽなのが気になるなら、お安いアーチャーやゴブリンを全部の村で埋めておけばOKだ。
と、このように、最初から勝つことを諦めている負け組クランAは、ガチ対戦クランBに比べれば何からなにまで桁違いのローコストで済み、対戦に毎回参加する負担はすごく少なくて良いのだ。
一方ガチクランBは、クラン対戦に連敗したり、高コストでガチ攻めをして星ゼロなどの回があれば、おそらく収支決算は簡単に赤字転落してしまうだろう。


 結論: 負けて勝つ!

最初から負け組を標榜する連戦クランAは、ガチクランBと大差ないボーナス報酬をお気軽に手にすることができる

クラン対戦は最初から負けても無問題、超お気楽極楽クラン。
参加したひとは得をする。 参加しなくてもお咎めなし。
達成項目めあてでひたすら対戦の星三つを稼ぎまくっても良い。
決まった対戦相手がとんでもなく格下で、コリャ勝てる!となれば、たまにはクラン一丸となって本気で対戦しても良い。
おまけ要素としては、負けても良いのであるから対戦用の村は思い切りはっちゃけたネタ村にしてしまう事もできる。
マジカルおっぱいがそびえ立つ下ネタ村の例
(モザイクなし希望の場合は個人的にご連絡ください)
これこそが農民たちの希望の星、夢の楽園プランの全貌である。 
私が現在属している「旅人の戦場@2ch」は、元は対戦派/農耕派の共存を目指して「旅人の酒場@2ch」と併せて立ち上げられた。 その後クラン乗っ取り騒ぎで、今はひとつのクランで運営している。
長期で戦線離脱したり農耕に集中したい時、避難所になるファーミング姉妹クランがあってもいい。
まだ対戦に慣れていない新人の練習と教育の場にもなるだろう。


旧ソビエト連邦の実験農場コルホーズは、夢の楽園農場を目指したものの凄惨な運営の果てに地獄と化し、破綻した。
「旅人の農場」はどうなのだろう。 いつの日かこの夢プランが実現するときが来るのであろうか…
(失楽園て不倫のなれの果てだから、楽園=不倫でおけ?編)